■学生が手掛けたカスタムカー… 念願のナンバー取得!
2023年1月に開催された「東京オートサロン2023」にて、千葉県の自動車専門学校「日本自動車大学校(通称NATS)」は様々なカスタムカーを展示しました。
なかでも注目を集めたのがアルファードをベースにトラック化した個体ですが、無事に車検を通してナンバープレートを取得したようです。
【画像】全長6.6m超え「アルファードトラック」初公開! 存在感凄い実車の写真を見る!(80枚)
毎年、さまざまなカスタムカーやチューニングカーが展示される東京オートサロンですが、NATSのカスタマイズ科では毎回学生たちが作り上げるカスタムカーが話題となっています。
過去にはロードスターをベースにコスモスポーツを現代に蘇らせたモデルや、フェアレディZ ロードスターをベースにGT-Rの見た目に仕上げたモデル。
さらにはトヨタの3代目クラウンのローライダー仕様や、アルファードをベースにしたレクサス風モデル、そして本家スズキに先駆けてジムニー5ドアを作り上げるなど、その発想力や技術力には定評があります。
東京オートサロン2023では、アルファードをベースにスーパーデューリートラック化したモデルや、86をベースにしたGTカー風モデル、ロードスターベースのサバンナRX-3風モデル、ブルーバードのレストア仕様などが展示されました。
これらのモデルは単純にカスタマイズして終わりではなく、最後に車検を通してナンバープレートを交付するまでを目的としたところが特徴です。
今回、カスタマイズされたモデルの特徴として、まずアルファードスーパーデューリートラックはアルファードをベースにボディ延長やハイラックスのパネルを活かして荷台を製作。さらには従来のスライドドアを廃止して観音開きドアに仕立てるなど、存在感のあるカスタムカーとなっています。
サバンナRX-3風モデルは、ロードスターをベースにかつてマツダが販売していたサバンナGT(輸入名:RX-3をオマージュしたような丸目4灯かつメッシュグリルが特徴的なデザインです。
GTカー風モデルは、TOYOTA GAZOO Racingが東京オートサロン2022に展示したGR GT3 Conceptをオマージュしたモデルとなり、パイプフレーム化などによりホンモノさながらのGTカーにカスタマイズされました。
そしてこの3台と異なるのがブルーバード(411型)のレストア仕様です。前述の3台はあくまでもベース車を様々なパーツなどを流用しながらカスタマイズしているものですが、ブルーバードはあくまでもベース車のレストアすることが目的です。
しかし、NATSでは単純にレストアするだけではなくラメ柄にオールペイントしたほか、エアサスを装着することでローライダー仕様に仕立てています。
このように元々は学生による授業の一環ですが、地元の様々な企業などが協賛することで、カスタマイズのレベルはまさにプロ級と言えます。
※ ※ ※
毎年カスタマイズ科の学生達は、約1年掛けてベース車の選定、カスタマイズコンセプトの決定からの製作を経て、東京オートサロンに展示することを目標にし、最後の締めとして卒業前のキャラバンが行われています。
そして、2023年3月上旬にはそれぞれ車検を取得してナンバープレートを装着し、関わった学生たちによる房総半島1泊のテストランキャラバンが行われ、その様子はNATSの公式SNSや、教員のSNSなどにより見ることが出来ます。
SNSでは「ナンバー取得おめでとう」や「オートサロンやキャラバン以外で見ることは出来ないの?」というコメントが寄せられていました。
なおこれらのカスタムカーは、卒業式や入学式、オープンキャンパスなどに展示されることがあるようです。
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