ボルボ V70 「限定車でこれからの入手は難しいと思います...」のユーザーレビュー

限定車でこれからの入手は難しいと思います...

2003.11.21

総評

限定車でこれからの入手は難しいと思いますが絶対にお勧めのボルボです。Rはメーカーが言っているようにRaceというよりまさにRefinementで様々な点で大変満足度の高い車だと思います。確かに金額はV70の中で一番高額なのですがパフォーマンス、質の差は金額以上に大きいと思います。特にFour-Cについては現時点では後付けすることもできないのでこのハンドリングは、V70R（S80も最近出ましたが）でしか味わうことができません。また、Four-Cでコンフォート、スポーツ、アドバンスのセッティング（ダンピング、エンジン特性、ハンドリング、ギア特性等）を選べるので家族連れのときはコンフォートでゆったりと、一人の時はスポーツできびきびと、ちょっと勝負の時はアドバンスと一台の車で3台分のキャラクタが選べるのでジキル/ハイドな人にはうってつけの車です。

満足している点

Four-Cによる制御で卓越したハンドリングを味わうことができ、自分の運転レベルが数十段上がったように勘違いしてしまいます。300馬力というと過激な感じがしますが加速もスムーズで早く、絶品のシートに座ってハイペースでどこまででも走っていけそうです。デザインも派手なエアロパーツがついているわけでもないのですが他のV70よりほんのわずか下がったノーズのため正面からのルックスは迫力があり気に入っています。（横と後は全く同じですが…）内装もこのクラスの車にありがちなウッドをふんだんに使ったこてこてのものでなくシンプルなデザインでまとまっており乗っていて気分が良いです。ブルーメタリックシートが太陽の下できらりと光り、メーターもアルミでブルーに輝き、ステッチも青で縫われていてとイメージカラーの統一感が出ており、また、シートの皮も肉厚で柔らかいものが使われており他車とは違ったプレミア感があります。

不満な点

-最小回転半径6.6mは狭い駐車場、狭く入組んだ道では悪夢に近い切り返しを要求されるときがある
-1850rpm以下でのこもり音、特にアクセルオフした時の900-1000rpmの音がつらい
-着座点が高くスポーティー感が削がれる
-路面のでこぼこを結構拾う
-後部シートの皮質が前席より悪い（後はプレミアムソフトレザーではなく普通のレザー）
-メーターが見ずらい（気に入ってますけど）
-コンフォートだとショックの収拾に2-3回の揺り戻しがある
-キーがとてつもなく大きい
-センターコンソール左の四角い穴（他の国では電話のダイアル盤がつく）がちょっと間抜けだが、埋めるためのオプションのカップフォルダが16,000円もする
-チャレンジャーが多い（なぜかボルボが多い）

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験