フォルクスワーゲン パサート ワゴン 「エンジンよし、ギアよし、そして、前後とも...」のユーザーレビュー

エンジンよし、ギアよし、そして、前後とも...

2006.1.8

総評

エンジンよし、ギアよし、そして、前後ともサスペンションがエクセレント。走行３万キロで、アルミを１７インチのコックス・ＣＳ７に、タイヤを扁平のピレリに替えた。静かさ、乗り心地は変わらず、突き上げ、跳ねも全然ない。走りだけがさらにシャープになった。ボディ、サスが剛健でキャパシティが高いわけで、こういう時、ドイツ車、フォルクスワーゲンの凄さをつくづく感じる。さすがだと思う。
他の市販鍛造アルミと、純正アルミとの重量差は殆どない事も知った。純正品はドイツの高真円度アルミで有名なブランドだった。現行のアルミも同じで、さらに軽量化。こういうちょっとした時に、分からないところもかなり凝っている車であると気づく。

ＭＢ１９０，ボルボ９６０等を経て、東北内での仕事回りが増えて四駆車に換えた。走行性能は、パサートで大満足。
購入時はボルボＶ７０ＡＷＤ、アウディ３．０クアトロと比較した。両車も素晴らしい。ボルボは取り回しの悪さで、家内からダメ出しで没。アウディと悩んだが、乗り心地と運転しやすさで、パサートにした。内装色の組み合わせ、サンルーフ装着でも納車が早かったのも決め手。

ボディ、ドアもレーザー・ライン溶接のガッチリした作り、当然、きしまないので三年目の厳冬の中でも異音発生もまったくない。トラブルもなく文句のつけようがない。
私も２０年間の車生活で、７台の車を経験して来たが、パサートが最良。乗り出してから、私も他の車に興味がなくなった。次もパサートを買うと思う。今なら、アウディ、ジャガーＸ・Ｖ６、ボルボＶ５０・７０とパサートで悩まれる方が多いと思う。小ぶりなサイズ、乗り心地と走行性能を揃って重視するなら、パサートを勧める。あまり目立たないのも良い点で、気に入っている。実際、滅多にない車ではなかろうか？

満足している点

[購入後、満足度が段階的に増す]

試乗からバランス、ハンドリング、加速、粛静性の良さを直感。慣らし段階でさらに高速での加速に驚き（えっと驚いたほど。低回転でも加速抜群）、走行性能が高次元である事に驚く日々。ピッチもなく車重を全然感じさせない。トルクフルで理想的なエンジン。ギアもCVTかと思うほどスムーズ。乗り心地もほどよく快適。遮音、異音対策完璧。荒れた街中、高速でもまったくきしまない剛性。送風音が微かに聞こえる静かさ。改めて惚れ直す事になる奥の深さ。取り回しもよく、軽くすーっと走るので、我が家でも家内が喜んで日常使っている。

[快適なシートと居心地、視界の良さ]

数時間の運転でも疲労なし。それにしてもこのシート、広い室内、内装は上出来。欧州車らしく、後席も良い。両親が絶賛。余裕で足を組める。
窓も後部まで大きく、視界が広く、天井高く、気分爽快。四人乗って全員快適。

[スタイル]

スッキリと美しい。何となく迫力があるのも良い。排気管もさり気なく隠してあり、上品。カーゴ機能も妥協がない。これこそ、基本に忠実な美しさ。

[手間がかからない]

三年一ヶ月、５万５０００キロ。マイナートラブルさえ何もなかった。ディーラーが「手間いらず」と言っていたがその通り。燃費もよく、給油を気にせず走れる。
内外装ともまったくと言って良いほど傷がない。塗装が強く、新車時の輝き。全体的に感覚的には新車時と変わらない。リセールが高いのも頷ける。

不満な点

一回目の車検を通したが、今だに不満は感じない。エアコンも存在を意識しないほど、静かで快適。買ってから満足度が増したので、不満は余計ない。車検代以外の費用は１万５０００キロごとのオイル交換のみ。

ナビは、位置が下とは言え、インパネ中央の補助ナビの出来がよく、前車よりも目的地に行くのにストレスを感じない。メーカーのアイシンAWはトヨタと組んでいるのでボイスナビ世界一のシェア、トヨタ系以外のバックグラウンドナビにも広く使われている。従ってナビゲーションそのものは古いはずもない。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験