フォルクスワーゲン パサート ワゴン 「エクステリアデザインは、上品で知的である...」のユーザーレビュー

エクステリアデザインは、上品で知的である...

2004.3.30

総評

エクステリアデザインは、上品で知的であると思います。基本的には、
実用車であると思いますが、黒の塗色を選択したところ、初めて見る人がギョットするくらいの高級感を醸し出しています。
ステアリングの感触や、良路での乗り味は実にしっとりした大人っぽいものですが、それは、１４０Ｋｍまでで、それ以上の速度域では、同乗者が不安を訴えるほどにボディが煽られます。きちんと慣らしをすれば、胸のすくような加速力とビートを発揮する良エンジンだけに残念な点です。室内の広さはやはり大柄なドイツ人に合わせたもの。パワーウインドーのスイッチの位置が遠いなど、日本人の体型にはちょっと不向き。高品質なインテリアはしかし意匠の古さを隠すことができません。
雪道での安定性は、レガシイにははっきり劣ります。
やはりこの車の価値は車格や装備に比して値段が安いという点にあり、オーナーの本音はもう少し余裕があればＭＢやＡＵＤＩを選択したいと言うものではないでしょうか。その点において拭い去ることのできないコンプレックスをオーナーの方々からは感じとってしまいます。
実は今般、他車に乗り換えることとなったのですが、購入後２年が経過するのに新車時の７０％を超えるリセールヴァリューがあったのには心底びっくりしました。

満足している点

見て触れて乗って感じる高品質感。
ある程度の速度域までの高速でのフラット感。
室内の広さ。
Ｖ６エンジンの軽快な吹けあがり。
以外に良好なリセールヴァリュー。
何よりもすばらしいのは、シートのできの良さ。これは並ぶものがないと思います。

不満な点

「ドイツ車」らしい高速安定性を期待すると裏切られること。
乗り味の重ったるさ。ステアリングのだるさ。
コストパフォーマンスの良さ。（裏の意味で）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験