運転が楽しい車
ゴルフ ヴァリアント CLの購入から約1年、約13,000km走行しました。10年ほど乗ったレガシィからの乗り換えです。国産車では手ご
2012.7.15
- 総評
- 運転が楽しい車
ゴルフ ヴァリアント CLの購入から約1年、約13,000km走行しました。10年ほど乗ったレガシィからの乗り換えです。国産車では手ごろなワゴン車がなくなってしまったので、スバル以外にVWも候補の一つとして考えていて、試乗したときのDSGのスムーズさや静粛性の高さなどが気に入ったのと、値引きが大きかったのでこの車になりました。輸入車のオーナーになるのは初めてです。
次の車もAWDを選ぼうと思っていたので、FFであることに若干不安感がありましたが、何回か雪道も走った感じでは、全く問題はありませんでした。そんなに悪路を走るわけではないので、これで十分と思えるようになりました。それよりも、この車を運転していて楽しいと思えるようになったことのほうが大きな印象です。前車もたいへんよくできた車だったのですが、排気量が倍以上あったせいかフロントが重い感じがしたのですが、この車はそういう感じはなく、とても軽快に走ってくれます。カーブや交差点でも、狙ったラインの上をスッと曲がってくれます。また、高速道路でもすごく安定しています。1年過ぎた今でも、毎日乗るのが楽しいです。
燃費については、毎日、往復35kmほどを通勤で乗って、平均時速23km/hくらいで走っていますが、だいたい11km/Lです(満タン法)。高速オンリーなら17km/Lくらいいくと思います。ハイオクなので、もう少し良いとうれしいのですが、前からすると約1.5倍なので、まあ満足しています。
価格は、同じくらいのサイズのワゴン車に比べてやや割高な感じもしますが、目につくところに安っぽさはないし、おそらく必要な部分には必要なコストがかけられていると思うので、納得がいくものです。また、いろいろな部分がきちんと作り込まれている印象を受けます。これであと20~30万円くらい安かったら、日本車にとってかなり脅威となるでしょう。日本メーカーにも頑張ってほしいものです。
この車は運転するのが楽しく、とても良い車だと思います。故障の多さなどについてはまだわかりませんが、目に見えない部分の乗る楽しさや、安全性なども車の価値の一部と思える人には、おすすめできる車だと思います。
- 満足している点
- 使い勝手の良いサイズのワゴンで、重量税、自動車税が安い点はグッドです。外観については、好みもあると思いますが、自分はすっきりしていいデザインだと思います。また、走りについても、TSI+ツインチャージャーエンジンは低速のトルクが十分で、1400ccとは思えないほどパワフルに走ります。足回りのセッティングもよくできていて、先にも書きましたが、曲がるときもスムーズで、4輪がきちんと接地している印象を受けます。ちょっとオーバースピードかな?と思うくらいでもスッと曲がってくれます。特筆すべきはやはり7速DSGの出来です。ほとんど変速ショックのないまま、スッスッとシフトアップしていきます。しかも、アクセルオフで徐々にシフトダウンしていき、ググッとエンジンブレーキが利いてきます。ATからの乗り換えでは最初は違和感があるかもしれませんが、ATの気軽さでMTのようなダイレクト感が感じられる、たいへんよくできたシステムだと思います。クリープしないので、発進の時だけ半クラッチをつなぐような気持ちで、気をつけてスロットル操作をしてやれば、ぎくしゃくすることもありません。
内装もすっきりしていいと思います。飾り気はないですが、飽きのこないデザインで、ダッシュボード、パネル、ハンドル、シフトレバーなどの質感も悪くないです。後席と荷室を分けるパーテーションネットも標準で付いている点も評価できます。最初乗ったときは、車内はとても静かに感じました。シートの座面も分厚く、硬さもちょうど良くて、運転していても疲れが少ない気がします。
- 不満な点
- 後席については、自分(身長178cm)が座った印象では、足元が少し狭く感じられます。短所というほどではありませんが、乗り換えた初めの頃はパワステが重く感じましたが、慣れました。車速を落としてきて、3速にシフトダウンした時にエンジンからのカラカラという音が少し車内に入ってくるのが、少し気になるところです。あと、オートワイパーはちょうどいい速さで拭いてくれず、ちょっと使いづらいなーと思います。また、前車についていたカーゴファンは、時々使って便利だったので、あると良かったと思います。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験