フォルクスワーゲン ボーラ 「大満足！ ドアを開けまず目に飛び込むレカロの本皮シート。フロントだけでなくリアまで標準装備でそのすわり心地はまったく疲れを感じさせない。腰痛とはまった」のユーザーレビュー

大満足！ ドアを開けまず目に飛び込むレカロの本皮シート。フロントだけでなくリアまで標準装備でそのすわり心地はまったく疲れを感じさせない。腰痛とはまった

2006.11.6

総評

大満足！
ドアを開けまず目に飛び込むレカロの本皮シート。フロントだけでなくリアまで標準装備でそのすわり心地はまったく疲れを感じさせない。腰痛とはまったく無縁である。また今までのフォルクスワーゲンにみられる国民車的安っぽさをを感じさせない。エアコンの噴出し口がぴたっと閉まるところやその開閉ダイヤル・ウインドウスイッチ部分にも照明が付いていて、一見ターセルのように見えるそのスタイル・ボディーサイズから国産の小型車とは別物であることをいやらしくないようにアピールしてくれる。また同様にボディーの剛性の高さ・塗装の厚さは同じサイズの国産車ではまずない。直進の安定性はアウトバーンを走る国の車ならでは。ふにゃふにゃしたかんじは微塵もなく、車に守られて車道を走っている感覚はさすがドイツ車。乗員の安全をよく考え、アクティブセーフティー・パッシブセーフティーの両面を両立している。あまり大きくないボディーサイズを選びたいけど、これだけ造りがしっかりした小型国産車はない。しかも価格は３８０万円からというバリュープライス。これがアウディーとなるとさらに１００万高になってしまうことを考えるとお買い得であることはいうまでもない。ブランド高級車という見栄が丸出しにならないところが○。

満足している点

有り余る動力性能。峠等であおられても一瞬で差を広げてしまうそのパワーはカタログでは２０４PS。しかしボディーのサイズが相俟ってか国産ターボ車も目ではない。JAF泣かせのドアロックセキュリティーシステムもなかなか心強い。バタフライ型のキーはさりげなく輸入車のオーナーであることをアピールしてくれる。トランクの開閉ノブまで電動でここまでやるかというセキュリティーの高さ。ほかにも今までイメージ国民車から脱しようという努力がよく見られる。GOLFと兄弟車でありながらメーターリング・電動シート・エアコンパネルがその違いをアピールしてくれる。ナイトドライブが楽しみになるHIDヘッドライト。ESPによる危険回避システムは心強い。クルーズドコントロールのおかげで長距離を走れば１５キロ／㍑を記録することも。街中でも意識すれば１０キロ台にのせる事もできる。いやらしくないちょい悪オヤジのスポーツセダン。

不満な点

とにかく狭いリヤシート。本国ドイツでは大人４人が乗車できるのだろうか？国産に唯一劣る電気系のトラブル。本当に国産ではクレーム扱いにできるようなトラブルを有料で直さなければならないこと。しかも改善部品ではなく、また同じ部品の時もあるから意味がない。渋い６MT。ここでって時のシフトダウンが決まらない。しかし大人のスポーツセダンであることを考えたらやたらシフトを動かしタイヤを鳴らしながら走るのもこの車では似合わないのかな？

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験