モデルチェンジの意味は?
モデルチェンジを期待し過ぎてしまったのか正直拍子抜けです。今回のモデルチェンジの意図が良く伝わってこない気がします。特にデザ
2007.8.5
- 総評
- モデルチェンジの意味は?
モデルチェンジを期待し過ぎてしまったのか正直拍子抜けです。今回のモデルチェンジの意図が良く伝わってこない気がします。特にデザインが酷評されていますが好みの問題であるので仕方ないと思います。しかし,私も実写を見ると旧モデルの方が印象はとても良いと思いました(新型は少し下品な感じがした)。新モデルはどうしても違和感があります。どうしてなのか?とにかく無理をしてフルサイズミニバンのように豪華に見せ,威圧感を出そうとしている感じがしてしまうのです。きっとこの車のユーザーの多くはそのような雰囲気が欲しくて選ぶのかもしれないなあと感じがしました。(2車線で横にフルサイズミニバンに並ばれると悲しくなる)ステップやセレナ(ハイウェイスターは別だが)のユーザーの多くは始めから5ナンバーサイズが欲しくて,フルサイズミニバンは眼中に無い気がします。やはり旧モデルのようなクリーンなイメージのほうが格段に良いです。大きく印象を変えられなかったのは基本的に旧型のプラットフォームを使用しているからでしょうか。車にあまり詳しくない人であればどちらが新型かすぐにわかるかなあ?といった感じです(内装は別)。今回のモデルチェンジし,旧型に対しての最大の売りは?普通ならデザインですが,今回は今ひとつ。それでは他は?やはりエンジンだと思いますが,なぜ上級車種に使用しているバルブマチックのエンジンを全車標準にしなかったのか?これができていればまだ良かったのに残念。他にワンタッチの3列シートがかなり評判ではあるが,車全体でみたらはっきり言ってほんの一部のことです。ステップワゴンが低床化し優れた操安性を売りにし,セレナは可能な限りのスペース性を売りに大きなモデルチェンジをしたことと比較すると,今回のヴォクシー(ノア)はフルモデルチェンジというよりはビックマイナーチェンジとしか感じられず,旧モデルより積極的に乗り換えるユーザーは少ないのでは?この車は悪いとは思えないがモデルチェンジしたことによって欲しいと思わせるのに,何かが足らないというのが結論です。かなり言ってしまいましたが,トヨタにはがんばってもらいたい。
- 満足している点
- ・トータルバランス
・上級モデルは割安と思える。
・床下収納
・左右独立エアコン(しかし風量が調節できないので意味があるのか?暑い寒いで一番調節したいのは風量だと思うのだが?)
- 不満な点
- ・総評の通り。細かいことは下記に。
・リアがドラムブレーキ(上級車種は違うが。どうして?)
・セカンドシートの中央席(完全に補助シート。ノアも含めてこの車は基本はファミリー向けのはず。夫婦2人子供2人(小学生以下),さて助手席に乗る人は?0の場合が多いのでは。子供はお母さんと一緒に居たいのが普通です。セカンドシートに3人座るパターンが多いと思います。その時,このシートでは。セカンドシートでは断然ステップワゴンが良いです。)
・デザイン優先のパネル廻り(オプティトロンメーターで豪華さを演出しているがなぜセンターに有るの?ドライバーの為では?不要な視線移動。小さいボタンで下の位置にあるエアコン操作関係。これらもステップワゴンを見習って欲しい)
・デザインでもう一言。色々なエアロパーツを付けた車がたくさん走り出してきそうな感じがする。そのような状況になった場合,純粋にファミリーで乗っている人にとってはちょっとキツイ。ちょっと昔のホンダ全般がそうだった。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験