トヨタ ヴォルツ 「アメ車だと思って乗るとずっこけます。 ...」のユーザーレビュー

アメ車だと思って乗るとずっこけます。 ...

2003.10.9

総評

アメ車だと思って乗るとずっこけます。
ヴォルツはアメリカ生産の輸入車ですし同じエンジンを積んだ同じ車がアメリカでも売られているのですが、乗り味はまごうかたなきトヨタ車です。

はっきり言ってマイナー車ですが、
実はあまり趣味性の強い車ではないんじゃないかと思っています。
買った時はある程度の趣味性も感じていたのですが、
今ではちょっと大きな実用車として気に入っています。

満足している点

★見た目と値段の安さ
デザインがトヨタ離れしているし、
同じプラットフォームで同じエンジンを搭載するスパシオやフィールダーと価格帯が重なるのに、見た目の押し出しが明らかに強い。

★室内
身長182ｃｍで日本人体型(胴長短足）の私でも広く感じる。
私がドラポジを取ってもまだ後席の膝前に余裕がある。
シートの出来も個人的には大変満足。
この辺はアメリカ生産が良い方向に出ているようだ。
また車内は意外と静か。（でもベタ踏みした時のサウンドはちょっと下品）

★乗り心地
四区ではありませんが、タイヤ径が大きいためか未舗装路での乗り心地に不快感が全く無かったのが印象的。

★オプションの無いところ
一般的には「不満な点」とする人が多いかもしれないが、
新車を買う時にメーカーオプションをあれこれ考えるのはうっとうしい。
メーカーオプション一切無しの潔さが気持ちいい。
（でも実際には輸入車なので対応出来ないだけなのだろうが）

不満な点

★エンジンフィール
ホントに同じ車がポンティアックブランドでアメリカで売られているのか？
と疑問に思わずにはいられないトルク感の無い走り。
絶対値としての加速や速度に文句は無いが、「トルク感」は皆無。
発進時のトルクの細さと、なんとなく走っている感じのエンジンフィール。
車重が重いせいなのか。

★燃費
通勤でほぼ毎日４５kmほど走る。
調子よく走る時もあれば渋滞の時もあるが、特に飛ばしたりはしない。
全体としては流れに乗って走っているだけで、
ほぼリッター１０キロで固定。

★全体的にトヨタクオリティーでは無い
アメリカ生産に対する消費者のネガティブなイメージに対応するためか、
カタログには「二重のクオリティーゲートを設けてチェック」などと書かれているが、
しょせんはアメ車クオリティー。
ゲートの裏側など目に付かない部分にしっかり塗装ムラがあったが、
生産工場・日本での受け入れ地・ディーラーからの納車時と３回のチェックをくぐり抜けて私の元へやって来てしまった。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験