トヨタ スープラ 「この車はスポーツカーではなく正統派のGTだった」のユーザーレビュー

この車はスポーツカーではなく正統派のGTだった

2021.2.26

総評

この車はどうしても「スポーツカー」と言うイメージが強いが、本来は「正統派GT車」である。アメリカでバカ売れしたこの車は「ずっとまっすぐ走る為の車」だと思う。そういう意味では日本では走りづらい。後続の2.5ツインターボの方が日本的で走りやすいが、7Mの良さはその独特の加速感と高速を維持できるトルクであると言える。

満足している点

7Mエンジンとターボの何とも言えないマッチングが大好きだった。後続の2.5ツインターボよりもトルクがあり、低速から楽しめる車であった

不満な点

車重。ワイドボディ―化され見た目は良いが、とても重い。7Mは中回転向きなので初速はとても重く感じる。車重がたたってブレーキ性能も良い物とは言えない

デザイン

2

正直、デザインは好きではない（笑）
内装もチャチである。

走行性能

4

7Mを評価すると「図太いエンジン」と言えると思う。車重と一速のギア比が低いため、初速はもったりしているのが残念。一度、スピードにのると「図太いトルク」の虜になる事間違いない。

但し、車重の為、ワインディング能力や取り回しの軽快さは皆無である。

乗り心地

3

サスにはビルシュタインが入っている。この為、コーナーでは粘りがあるが街乗りには不向き。決してサスは固くはないが振動が中々ある。車内の静粛性は結構高い。無論、マフラーの音でうるさくはなるのだが（笑）

積載性

3

思ったほどよりは荷物は積める。女性が２人くらいは入るスペースがトランクにはある。

燃費

2

リッター6.5kであった。

価格

3

コスパ的には現在はどうなのか?と思うが。

故障経験

特に目立った故障は無し。
クーラーガスが抜けるトラブル位であった