トヨタ SAI 「合理的なハイブリッドセダン グレードは上から3番目のG ツーリングセレクション(車体398万円)で、ユニットは先日試乗したレクサスのHS250hと同じ」のユーザーレビュー

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トヨタ SAI

グレード:-

乗車形式:試乗

評価

3

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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合理的なハイブリッドセダン グレードは上から3番目のG ツーリングセレクション(車体398万円)で、ユニットは先日試乗したレクサスのHS250hと同じ

2011.10.30

総評
合理的なハイブリッドセダン
グレードは上から3番目のG ツーリングセレクション(車体398万円)で、ユニットは先日試乗したレクサスのHS250hと同じである。
走り出すと気のせいかハンドリングはHSよりも安定感がある。HSで気になったステアの軽さがあまり感じられないのだ。
レクサスの「過剰な演出」が無いために、必要以上にクルマに期待をしていないせいかもしれない。個人的にはHSよりも不思議と扱いやすさを感じた。
しかしその一方で、ステアに対するクルマの反応の鈍さが非常に気になった。リニアな応答はないし、ステアに「遊び」の部分が多いように感じるのは、熟成されていない操舵系が、重いボディを持て余しているからなのだろうか?
これではとっさの急ハンドルが間に合わないし、街乗りでも不満に思える。
アクセルワークに対するレスポンスは、比較的俊敏で、低速域でもモーターのアシストのおかげでトルクフルな感覚がある。
サスペンションもこのクルマのキャラ的にもちょうど良く、乗り味はしなやかでシートの座り心地も快適である。
コクピットであるが、ぱっと見は高級感が漂うが、よく見るとチープがあちらこちらに見受けられ、違和感が無きにしもあらず。
また、最近流行りのマウス系の「リモートタッチ」は、個人的には使いやすいとは思わない。通常のコクピットで十分である。
総評を述べると、レクサスのHSよりもSAIの方が魅力に思えた。走りがクルマのクラス的に「背の丈に合っている」感じがする。HSは見た目は豪勢だが乗ってみると中身がスカスカ、言わばメッキと同じ。
SAIはそういった意味では非常にお勧めできる。プリウスでは物足りない方向けの、ワンランク上の、「普通の乗用車」により近いハイブリッド車であると言っていいだろう。
同じくハイブリッド専用セダンとして先日デビューした新型カムリは、燃費も走りもSAIより進化していると聞く。SAIを試乗したことによって、反って新型カムリが非常に気になり始めた。
満足している点
・コストパフォーマンス
・乗り心地
不満な点
・デザイン(フロントがセダンらしくない)
・ステアの操舵性
・コクピットの操作性
・左方感覚の掴みにくいデザイン
デザイン

-

走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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