トヨタ SAI 「ヘンテコな車 居住性が高い、等と書かれていますが、狭い車です。居住性ってなんなんでしょう?目一杯座面を下げてもそれほど低くならないのに、座ると天井に頭」のユーザーレビュー

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トヨタ SAI

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乗車形式:試乗

評価

1

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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ヘンテコな車 居住性が高い、等と書かれていますが、狭い車です。居住性ってなんなんでしょう?目一杯座面を下げてもそれほど低くならないのに、座ると天井に頭

2010.2.27

総評
ヘンテコな車
居住性が高い、等と書かれていますが、狭い車です。居住性ってなんなんでしょう?目一杯座面を下げてもそれほど低くならないのに、座ると天井に頭がほぼ着きます。後部座席も前席と同様に天井が低いです。セダンを選ぶ理由は確かに居住性にあることは認めますが、この車、居住性は高くありません。しかも、ダッシュの高さが中途半端に高いため、前方視界も悪い。後方視界も良くない。電子機器で運転補助をするより、視界を確保できる設計にするべきではないでしょうか?こんなヘンテコな車に乗ったのは初めてです。レクサスの廉価版ってそんなに魅力的なのでしょうか?
 トヨタのハイブリッドセダンで一番安いモデルという位置づけなんでしょうが、私ならこんな低い天井で走りも悪い車より、シビックハイブリッドを選びます。SAIより広いし安いし、(最近のトヨタ車では苦手な)キチンと曲がるべき時に曲がって、止まるべき時に止まります。なにより車体安全性では定評があります。(トヨタ車の車体安全性は高くないのが一般的。)
 内装もジョボい。トヨタって車体安全性や走りには期待できないけど、内装だけは立派だったんですが、この車には適用除外だったようです。木目調プラスチックの内装が特にひどい。昔、社用車だったカムリを思い出します。
 トヨタは1997~2000年にモデルチェンジを迎えたモデル以降、劣化が激しいと感じますが、この車はその思想が完結したひとつの完成形なのでしょうね。使っているハイブリッドシステムはTHS-2で2003年のプリウスから、カムリ、エスティマなどに使用されている開発費を回収済みの安いシステムを用いています。3代目プリウスの値段を下げすぎた性もありますが、割高な車と思います。
 ちなみに、下記に他車にのった感想を書いていますが、アムラックスに行った時に比較しています。
満足している点
1)トヨタ車である事(これ以外に積極的にこの車を選ぶ理由が無い気がする)
2)古いシステムであるTHS-2を用いたハイブリッドカーであること。古いシステムというのが一概に悪いとは言えない。まず、開発費の回収は終わっているし、減価償却も終わっているため、非常に安価に生産することができる。また、THS-2の(ブレーキ抜け等)不具合はこれまで2代目プリウスで一杯出ているので、メーカーサイドが真面目にユーザーの声を聞き、システムを改良していると信じられる人にとっては古いシステムほど最良と考えられるはず。
3)古いTHS-2システムを用いていた2代目プリウスの電磁波は欧州の電磁波規制をなんとかクリアできるレベルであった。2代目プリウスは規制値ギリギリであったが、同じシステムなので低い事が期待できる。つまり、健康被害を受けるリスクが現行3代目プリウスより低い可能性がある。(コストカットの跡が激しいので、電磁遮蔽をケチって欧州基準をクリアできていない可能性はあるけど・・・)
不満な点
1)狭い。タイトである事とは狭い事と同義ではない。運転席に座っても、助手席に座っても、後部座席に座っても天井に頭が着きそうになる。(髪の毛は当たる。)ちなみに、当方、身長174cm。同じフロアの3代目プリウス、オーリス、ブレイド、(新型)パッソにも座ったが、一番天井までの余裕が無い。3代目プリウスも狭い車だが、プリウス以上に狭いのは驚き。それとも、SAIに乗る時だけ、自分の座高が伸びているのだろうか?
2)前方視界が悪い。ダッシュの高さが高いため、前方視界が悪い。
3)アームレスト関係が低すぎる。シート座面を目一杯下げても、ハンドルを握りながらアームレストに肘を置くことができない。従ってゆったりと運転することは不可能。小柄な人ならあるいはアームレストを使用できるかも知れないが、前方の視界は低下する。もしかして「こども店長」仕様?
4)アクセルとブレーキの踏み代え時に、つま先がダッシュ下のカバーに引っかかる。当方の足のサイズは27cm。かなり小柄で靴の小さい人なら問題ないかも?とっさの時にブレーキを踏めないので危ない。自分は日本人の中で、それほど大柄ではない体格だと思うのだが・・・
5)しょぼい内装。トヨタ車って内装くらいしか良いところがないのに、非常にショボイ。同じフロアに、木目調プラスチックをダッシュに貼っているSAIもあったけど、こちらはさらにひどく、安っぽい。叔父の一人が最終型マークIIに乗っており、内装には木目調プラスチックを貼っているが、段違いに高級っぽい雰囲気を醸し出している。
6)野暮ったい外観。
7)ブレイドやプリウスの2重重ねのインパネを途中でぶった切ったような中途半端なダッシュデザイン。
8)玩具のようなシフトレバー(2代目プリウスとそっくり)。400万近い車なのに、あまりにもひどい。ブレイドの方がマシ。
9)見づらい位置に配置されたスタートボタン。ハンドルの陰に隠れるように配置されているので、暴走した際にボタンを押すことが難しい。
10)パワーウインドウのスイッチの位置が悪く、使いづらい。
11)メーカーは儲かるんだろうけど、割高感が強い。トヨタフリーク向け?
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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