トヨタ MR2 「より速く、より刺激的に、より人間の感覚に...」のユーザーレビュー

より速く、より刺激的に、より人間の感覚に...

2004.10.31

総評

より速く、より刺激的に、より人間の感覚に近いスポーツカーを作ろうとすると、車は必然的にＭＲになる。
これは世界のスポーツカーの歴史をみるまでもなく、少し考えればわかることだし、何よりもまず乗ってみればわかることです。
それがこのサイズ、この価格で手に入れることができ、しかもそれが生活にも使えるトヨタ車なのだから、日本人は恵まれている。
ＦＲで育ったオッサン世代の評論家の言葉や、何かの漫画に影響されてＦＲ最強とか思っている人がもしいるとすれば、まずは何でもいい、ＭＲのスポーツカーに乗って、感じてみることをオススメします。

満足している点

なによりもエンジンがミッドインストールドされた小型のスポーツカーであること。これです。
前輪駆動でも後輪駆動でも、とにかく２輪駆動車の場合はエンジンは駆動輪の近くに置くのが正解。
後輪駆動車の場合、エンジンが前にある車と比べると、同程度のエンジンを積んでいても、加速時の安定性、駆動効率、加速感、どれをとってもエンジンは後ろにあったほうがいい。
減速時もそう。重いものが前にあったのでは荷重が前に寄り過ぎ、後輪が制動に参加し切れず、無駄に制動距離が延びる。
ハンドリングについてもＭＲはすばらしい。操舵系に余計なものが一切ついていないので、まるで路面に直接手で触れているかのように、ダイレクトに路面とタイヤの状況が伝わってくる。

不満な点

フェラーリを漫画的にディフォルメしたようなデザイン。
かっこ良さよりも、何か冗談のようなキュートさを感じました。
スーパーロボット大戦じゃないんだから。
これがイイという人は多いですが、私はこれだけが不満でしたね・・・

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験