トヨタ MR2 「駆動方式は"MR"ではなく、"MR2" よくMR-2と間違われる車で、 「どうせトヨタ車」「後ろにエンジンがあ」のユーザーレビュー

駆動方式は"MR"ではなく、"MR2" よくMR-2と間違われる車で、 「どうせトヨタ車」「後ろにエンジンがあ

2009.10.19

総評

駆動方式は"MR"ではなく、"MR2"
よくMR-2と間違われる車で、
「どうせトヨタ車」「後ろにエンジンがあるだけで、ミッドシップじゃない」
「スポーツカーじゃない」「とにかく危ない」
など、一般的には色々と車好きからは煽られることが多い車ですが
オーナーになった殆どの方は、それらの評価は「合っているけど、間違っている」
ということに気付いたのではないかと思います。
私が乗っていたSW20最初期モデル(通称1型)は、危ないとの評価で名高いMR2の中でも
最も危険なモデルとして知られていましたが、ちょっとした工夫・チューニングで
どうにでもなるレベルであったこともあり、その危なっかしい特徴はかえって愛着にも変わったものです。
3年で転勤のため手放してしまいましたが、金銭的な余裕があれば今も乗りたい車です。

満足している点

・特徴的なエクステリア
とにかくトヨタ車としては特徴的で存在感のあるデザインだと思います。
リトラクタブルライトの車は今となってはとても貴重。
・(車格から比較すると)豪華な内装
デビュー当時がバブル期だったこともあり、車格の割には豪華で質の高い内装です。
その後、マイナーチェンジをする毎に少しずつしょぼくなっていたのは残念でしたが・・・。
・意外に広いキャビン
2シーター車として見ると、外から見たイメージ以上に車内がゆったりしています。
大人二人が快適に過ごす空間としては充分なスペースがありました。
・充分なパワー
足元が弱かったことを考えるとむしろパワーがありすぎるくらいでした。
かといってNAモデルで充分なパワーがあったかというとそうではなく、中途半端な感もありました。
・駆動方式"MR2"
ミッドシップレイアウトがこの車の最大のウリですが、
その重量バランス等からどちらかというとRRと表現されることが多いようです。
実際、他のMR車と比較すると随分挙動も違い、危なっかしい面も多く見られます。
ただ、逆に言えばこの挙動はMR2でしか味わえない独特のものであり
慣れ親しんでくるとかえって愛着がわいてくるものです。
MR2はリピーターが多い車と良く言われていますが、この点も関連があるのかもしれませんね。

不満な点

・雨の日は踏んではいけない
ウェット時は急アクセル・急ブレーキをするとあの世が見えます。
よくよく考えれば、急アクセル・急ブレーキは普通の車でもしてはいけない行為なのですが・・・。
かえって無茶な運転はダメだということを学習するにはいいのかもしれません。
・電装系が弱い
パワステが止まったことが何度か。天気や湿度で機嫌が変わります。
・(1型に限って言えば)足回りが終わってる
タイヤが余りにも細い14インチ。ふにゃふにゃしたショックとスプリング。
ドアンダーからドオーバーに一気に振れる極端なセッティング。
慣れてくるとこれも心地よくなるのですが、普通の人が乗るには酷なものでした。
・ノーマルでもうるさい
MR車の宿命でしょう。エンジンがむき出しなのでとってもうるさいです。
エンジン音や排気音をBGMの一部と感じられる人以外はお勧めできません。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験