トヨタ MR2 「日本車離れのスタイルに一目惚れ 高校生の頃、モーターショーに出品されたプロトタイプ「ＳＶ－３」。スーパーカーブームの洗礼をモロに受けた世代にとって憧れ」のユーザーレビュー

日本車離れのスタイルに一目惚れ 高校生の頃、モーターショーに出品されたプロトタイプ「ＳＶ－３」。スーパーカーブームの洗礼をモロに受けた世代にとって憧れ

2009.9.22

総評

日本車離れのスタイルに一目惚れ
高校生の頃、モーターショーに出品されたプロトタイプ「ＳＶ－３」。スーパーカーブームの洗礼をモロに受けた世代にとって憧れのミッドシップレイアウトと、その日本車離れしたスタイル（特にリヤスタイル）に一目惚れしました。
自分が購入出来る頃にはＭＣしていたのでＭＣ版のＧリミテッド（ノーマルルーフ）を新車購入しました。日本刀をイメージしたというスタイルはＭＣを受けて更に洗練され益々切れ味鋭い日本刀になりました。
外見だけでなく室内デザインも日本車とは思えない物でした。
ミッドシップの長所を損なわないようにとセンターに配置した燃料タンクによる高いセンタートンネルとガングリップタイプのシフトレバーや、メータークラスター両脇に配置されたヘッドライトＳＷ、ワイパーＳＷなど、どれをとってもスポーツカーらしさをアピールし乗り込むたびにワクワクするような、まさにコクピットでした。
デザインだけでなく、走りにもミッドシップの特徴が活かされています。
ブレーキングで車全体が沈み込んだ状態からわずかな操舵で「スッ」とノーズが向きを変え、慣性力とアクセルコントロールでラインに乗せる、といった気持ちの良い走りが出来ました。
初めてのマイカーということもありホイール以外はどノーマルでしたが、アクセルコントロールなどスポーツドライブの基本を勉強した思い出のクルマです。

満足している点

ミッドシップの証とも言えるようなリヤスタイル。スーパーカー世代にはたまりません。リトラクタブルライトも然り。
ドライバーの直後にほぼ垂直に立ったリヤウィンドウのおかげで後方視界は非常に良い。
加えてリヤウィンドウの上に設置されたサンシェードにより、雨滴がほとんど付かないので雨でも後方視界は晴天並みに良好。
ウェストライン～フェンダーアーチで塗り分けられた白／銀ツートンカラーは今見ても非常にカッコイイです。
又、塗装はかなり強いです。４年半所有、７万ｋｍ乗りましたが、下半分の銀色部分は新車当時に１度だけワックスをかけ、その後は水拭きしかしませんでしたが最後までピカピカ・ツヤツヤでした。
タイヤサイズは同じでもホイールのオフセットを変更してトレッドを広げるだけでコーナリング限界がすこぶる上がります。
７７００ｒｐｍまで何のストレスもなく回る４Ａ－ＧＥ。

不満な点

パワステは装備されてないので低速でハンドルが重いです。初めて乗る人は右左折などでオーバーランしないように注意が必要です。
真夏のワインディング走行は要注意！　あっという間にブレーキがフェード、ベーパロックします。ブレーキペダルが「スコッ」と奥まで抜けた時は冷や汗ものでした。その時は幸いキツイ上りの直角コーナーだったのでガバッと思い切りステアすることで超アンダー状態（前輪の抵抗）で減速できましたが、今思い出してもゾッとします．．。
同じく真夏はエンジンルームに異常に熱がこもり、Ａ／Ｃ使用時は小型トラックを追い越すことさえ困難なくらいパワーダウンします。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験