トヨタ クルーガーL 「時代遅れかもしれませんが、メンテ改修して基本性能的にまだいけると思います。」のユーザーレビュー

時代遅れかもしれませんが、メンテ改修して基本性能的にまだいけると思います。

2023.3.6

総評

エンジン周り、ボディ周り、駆動周りメンテナンスし、不満は少ないです。
最新の電子デバイスやセンサー系は、どうしようも追いつけないですが、シフト位置S
モード（かつ、ATboosterMiniのモード2）「基本性の止まる、走る、曲がる」において高次元で良くまとまっております。

また、シートもしっかりしており、カーナビもCarPlay対応に変更し、乗っていて、フラストレーションは貯まらない良い車だと思います。

タイヤサイズが適正範囲内となり、ATBoosterMiniや、社外ホイールがありますが、ディーラーで車検が通せました。大変感謝です。

<詳細>
エンジン周りは、完成形でしょうか。
イグニッションコイル、点火プラグ、エアクリーナボックス静電気除去、オルタネーター交換、エアフローセンサー清掃しました。

■エンジン始動時
セルモーターが快調になり、エンジンかかりが軽快に、アイドリングも安定、変な振動ありません。

■運転時
エンジン高回転までの淀みない伸びを獲得し、ATブースターにて、シフト制御を引っ張りパワー不足を補っておりました。それでも、トルク感が薄くミニコンproにて燃料制御変更を検討しておりました。しかし、エンジンチェックランプ点灯トラブル時に、エアフローセンサー清掃対応にて、アクセルレスポンスが向上し、リニアに。また、空気の量が増えたのか、トルクがしっかりとエンジン回転についてくるように感じます。
ドライビングプレジャーを感じる素晴らしい状態になりました。

パワステオイルの入れ替えでハンドリングがスムーズに楽に、ホイールインチアップにて、ハンドリングがスッキリし、リジカラにて旋回時のリアの遅れが無く塊感がでて、タイヤ巾変更にて、ハンドリングにダイレクト感がまし、アライメント調整にて直進時に余裕が持てました。

室内は、183センチの車幅ながら、狭く感じず、また後席の膝スペースも非常に広く、室内高もクリアランスがあり、後席シートも3段階リクライニングできるので良いと思います。センターアーム置きの品質がよく好ましいです。しかし、スマホの電源、シートヒーター、エアコン吹き出し口がセンター部にないのは、家族から不満が出ております。

ナビ・オーディオをCarPlay対応したことで、Google map、iTunes、youtubeMusicアプリなどあり不満は少ないです。今年の春のCarPlay2.0にさらに期待です。

アテンザでは、純正ナビが今ひとつで、iPhone、iPadを使っての状態でしたが、給電仕様が1.5Aと古く、スマフォ電池問題がありました。
CarPlayにて画面領域の確保にて運転の安全度、ナビから充電も出来るので非常に良くなりました。

音ですが、Bose仕様車から変更なので、純正6スピーカを活かし、ドンシャリをイコライザーで補正しておりますが、長年のくせなのか低音から中域がスムーズさ、高音の抜けが欠けており、消磁信号、エージング信号を複数回実施し、なかなかこんなものかと言うところで落ち着きました。デッドニングしていないのか、音がダダ漏れで、音量に気を使います。
ハンズフリーの電話は、スピーカーを通してできません(^_^*)

満足している点

(GJアテンザから乗り換えて)
・室内がより広い
・車高があるので段差が気にならない（コンビニ前向き駐車が可能！アテンザで純正リップをすった経験あり）
・多摩地域や横浜など急な坂と平な道の接点でデパーチャーアングルを気にしない（アテンザでフロントバンパーが外れかかった経験あり）
・小周りがびっくりするくらい利く
・四角い角がわかりやすく、見切れが良すぎる

2.2Dからの乗換でエンジンも非力過ぎてドライビングプレジャーを感じませんでしたが、以下改修し満足しております。

<エンジン/駆動周り>
・イグニッションコイル:プラズマダイレクト
・点火プラグ:プレミアムRXプラグ
・エアクリーナカバー:AdPower 2枚
・パワステフルード交換
・オルタネーター:リビルド品交換
・ATブースターミニ
・エンジンガスケット:交換
・エアフローセンサー清掃
・ワコーズ　各種添加剤
・MT−10
・ブレーキは、ノーマルだけど常用において不満ないです

<車体周り>
・SPOONリジカラ
・ロアボールジョイント交換

<タイヤ周り>
225/60R17ブリヂストンプレイズPX-rv2から
・純正17インチからCX-8 19インチホイールへ交換
・ToyoタイヤプロクセススポートSUV
　235/50R19　

<カーナビ>
純正CD/MDデッキから
・Pioneer カロッツエリアDMH-SZ700
バック時のリアカメラ追加
・ケンウッドデジタルミラー（前・後）
・電動格納ミラー（ハーネス対応）

<その他>　純正のまま
・フロントガラスに緑のスモークがある。
・シフトのステアリングスイッチ（パドルでは無い）シフトチェンジ、エンジンブレーキなど、駆動において安心です。
・リバース連動ミラー　
・寒冷地仕様による、ヒーテッドサイドミラー
・トルセンLSD(リア)
・運転席手動シート：長く乗っても、腰が痛くならない。
　座面、リクライニング、ランバーサポートと揃っている。
・後席シート
　リクライニングが3段階可能（アテンザにはなかった）
　ニースペースがかなり広い
・Aピラーが寝過ぎず、太陽光直射がすくない。
・ハットをかぶっても、天井に当たらない余裕

不満な点

■走り周り
・４速AT
　６速は欲しいです。(燃費悪い原因とも)
・オートクルーズがない
　長距離の高速時に、疲れが・・・
　センシング技術ですね（旧来の速度固定式は、怖いです）
・路面凹凸を拾う。
　経年の古さでしょうか。ショックアブソーバ交換したいけど…
・車種が、レアすぎて、アフターパーツが少なくディーラーでのパーツ代が高すぎる。
　アメリカのHighLanderとの互換をどなたかが謳ってくれれば、一気にパーツは増えます。
ショックがビル足とか高価なものか、ディーラー交換でも２6万越えの見積もり。
市街地の走行に路面の突き上げ感がダイレクト感を感じます。（硬すぎるわけではないです）。高速に乗ると、なぜかものすごく安定（路面が良いのと継ぎ目でもダイレクトすぎない。減衰圧が低くなった？）。後席がアテンザに比べ車酔いするとのこと。
・燃費が5.9Km/L・・・（これ、一番時代を感じるかも）

■ヘッドライト関連
・ヘッドライトの黄ばみ
　→ボディショップに研磨、クリア塗装頂き、透明になりましたが、樹脂内に空気砲があり、光が曇っているような感じがあります。（スチーマーは試したいです）
・AFS対応していない（これは、別にいいかも）
・HIDの光量が足りない。
　ディーラーにてユニット交換では、２０万以上コースの見積もり。
　ハロゲン仕様車だと、LEDに変更が容易のようですが、検討中。

■室内周り
・ゾーンエアコンがない（時代でしょうか。姉妹車のハリアーはあったかも）
・シートヒータが無い
・ハンドルヒータが無い
・アテンザの白いナッパレザーから濃紺のファブリックに変わったので、室内が暗く感じる。（不満度は少ない）

デザイン

3

バンパーが面ではなく、突起しているところに時代を感じました。グリルとリアバンパーの下部をブラックアウト塗装したら、最近ぽい感じが。ここ、最近FLEX系の中古車で施されているのか、似た系統を見るのが多くなり、時代感が薄まったと思います。
CXー８のLパッケージの19インチホイールが黒で、５０の扁平率タイヤとなるため、引き締まった印象が持てたとおもいます。

走行性能

4

エンジン周り、改修が完成し、エンジン伸び、アクセル回度に追従するパワー感など、個人的に必要十分になりました。（ミニコンproは、ペンディングに）
現行の同排気量のSUVと動力性能、ボディ剛性差は小さくなったと思います。（燃費は・・・）

乗り心地

3

・ショックアプソーバーで路面の突き上げ感がダイレクト感を感じます。（硬すぎるわけではないです）。高速に乗ると、なぜかものすごく安定（路面が良いのと継ぎ目でもダイレクトすぎない）

・振動は、エンジン周り改修にて、少なめ。
・Aピラーのカバーの爪が折れていたとのことですが、交換し、干渉音が減りました。
・フロントガラスがボディとの歪みか、特定の路面の周波数に合うと共振します。（タイヤも？）
・エンジン音は、アテンザから比べるとダイレクトに聞こえてしまいます。喧しいいですが、カタログ見ると当時の最先端の吸音材を謳ってますが、性能劣化なのか時代なのか、アテンザのディーゼルよりもエンジン音がかなり喧しいです。
言い換えると、スポーティーで良いです。
デッドニングがされていないのか、スピーカ経由の音は、ダダ漏れです。

積載性

4

トランクは、アテンザと比べると全長が短いため長さが足りなく感じるが、特に週末の買い物カゴが複数乗らないわけではなく、レジャー用品もつめるので、問題ないと判断します。
ラゲッジのパネルを捲ると、そこに、いくつか収納スペースがあり、車の発信時、ブレーキ時に動くような小物用品（窓ふきスプレーなど）が収納できるのは良いです。
買い物後の、レジ袋のフックがないので、自分で取り付けました。（時代かな）

燃費

2

燃費は、良くて5.9Km/L。OBD経由のレーダ探知機の数値だと、リセットせず6.9Km/Lの表示。
納車の頃の遠い記憶だと、街乗り7.4Km/Lくらい、高速、10Km/L行くかいかないかであったが、当時からフリクションなど増えたのか、当方のアクセル踏みすぎなのか。アテンザでも、悪くて９Km/L台であったので、エコ運転をしなければならないかもしれません。

価格

-

下取り
２０２２年、3月あたりのネット査定で35マンとのこと。

故障経験

・オルタネータ交換
・エンジンチェックランプ点灯
　→エアロメータ清掃