トヨタ クルーガーハイブリッド のみんなの質問

解決済み
回答数:
3
3
閲覧数:
2,275
0

私はSUV(クルーガー)でキャンプをしてますが、ミニバンとは違いますか?

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

クルーガーはセンターデフ式フルタイム4WDで、いわゆるAWDです。初代アルファード・同ハリアーと全く同じシャシー・メカです。(現在は双方スタンバイ4WDに換装されました。)

このシステムはセリカGT-FOUR、カルデイナGT-FOUR(他グレードはスタンバイ。)(ハイエースも同じFRベースセンターデフ式)に搭載されていた機構と全く同じです。つまり、ビスカスLSDがセンターデフに組み込まれ、前後にフロントデフ・リアデフがある仕組みです。比率は50:50で、1輪あたり25%の分担で走行できる仕組みです。(スタンバイはFFベースならば前輪が空転して初めて後輪が回転しだす。FRベースはその逆。フーガのFOURシリーズなど。)

他社ではスバルのレガシィなどのGTのMT車と一緒です。(フォレスター等含め他AT車は異なります。ターボ車のVTD-AWDは電子制御AWDで前後可変式です。トヨタでいうi-Fourです。これもフルタイム式です。スバル標準車のトルクスプリット式はスタンバイです。)

・・・というように、センターデフ式はもはや絶滅種であり、走破性は高いのですが、燃費はどうしても悪化します。(他にスズキエスクードも立派なセンターデフ式。ほかのライトクロカンは総じてスタンバイ式です。エクストレイル含め。)

ミニバンでは、フルタイムは現在のアルファードがモデルチェンジの際、燃費を優先し、スタンバイ化(エステイマと同じ)したように、絶滅しました。その段階でフルタイム式ならではの証拠であるリア・トルセンデフも装着できなくなりました。(乗用車ではスバル車のみ。他Audiなど。)

ミニバンで唯一走破性が格段に高いのはデリカD5です。これはステージがそもそも違うのですが・・・。スタンバイながらも、世界屈指の得意の電子制御技術でフルタイム以上の走破性を持ちます。デリカの走破性はミニバンのジャンル(比較)ではありませんが・・・。世界最高峰の紛れもない唯一無二のオフロードミニバンです。(オンでもロードクリアランスの犠牲としての重心が高い欠点以外は独立懸架サスで後述のエリシオンやエルグランドと一緒です。)

他は走行安定性ではやはり新型エルグランドや(レジェンドクラスの豪華サスペンションの)エリシオンが筆頭でしょう。あるいはMPV。何しろリアサスは(世界的にも)他がほぼ例外なくトーションビームやリーフリジッドサスなどに対し、レガシィやクラウン並みのマルチリンクやWウイッシュボーンサスを用い、別次元の足を持ってます。ただしこれらはフルタイムではないので、高速では常にFF走行になってます。(初代エルグランドはFR走行)・・・よって雨や雪の高速に関しては4WD走行できず、全くの無意味です。80km以上ではただのFF/FR車でしかありません。低速でのみ発揮する生活四駆の域です。(ALLMODE4X4でもセンタデフロック状態は80Km以下)実はハイエースは、雨や雪道でもよく平気で飛ばしてますが、この理屈=フルタイムなので可能なんです。

※クルーガーはカムリの前後ストラットサスを踏襲してます。(レクサス専売になった新型RXはリアはWウイッシュボーンに換装されてます。)

足回りではこのような説明になるでしょうか。

つまり、4Lという副変速機がない時点でオフロード車未満

(ただしラダーフレームのオフロード車よりモノコックボデイで軽く、FFベースで重心が低く、しかもフルタイムのためオンロード走行安定性は格段によい)

ミニバン以上

(ただしエリシオンやエルグランドのほうが重心が低く、足回りは凝っている・・・とはいえ彼らと違い、センタデフ式フルタイムのため、高速走行安定性は非常によい。)(豪雨や積雪の路面での高速道での100km超巡航でも全くふらつかない=レガシィMTと一緒。)

※フルタイムという点では他にランクルや、トウアレグ・カイエン・Q7・・・などなどありますがこのクラスは価格帯(異次元の世界)が異なります。

※ストラットはロール(遠心力によりコーナーで重心が偏る現象)が発生した場合でもキャンバー角度に変化がつけられませんが、マルチやウイッシュボーンはキャンバー角度を換えられます。つまり前から見てハの字型になり、コーナーでより踏ん張れるのです。バイクでいうハングオンがギリギリまでできる仕組みと同じです。(シャコタン車でハの字になるのはそういう原理。)トーションではそれができないので、初めからハの字になってますが、それ以上キャンバー角度を任意に変化できない欠点があります。バイクでいうアメ車のように、バンク角度がつけられないのです。しかし乗車人数によりキャンバー角度が変わらないので、直進安定性はかえって良好となります。(ストラットでも、かつてのセリカなどのスーパーストラットなど特殊なサスではキャンバー角度はロール角度により換えられます。)トーションでも新型ではロールによってキャンバー角度を若干換えられる仕組みもあります。

質問者からのお礼コメント

2012.8.29 23:24

ちょっと質問の仕方がまずくて趣旨がことなってしまいましたが、自分の車のことがよく分かって非常に参考になりました。

ありがとうございました。


本当は、キャンプをする場合ミニバンと比較して荷物の積載性やら使い勝手でどうですか?ってことでした。が。

その他の回答 (2件)

  • SUVですからミニバンとは当然異なります。

    デリカスターワゴンに乗っていましたが、シャシーフレームはパジェロと同じでした。
    大いに異なるのはパジェロの運転席の前にもう一つ分運転席が乗っかって増えているということです。
    この分だけ室内容量が増えている。つまり荷室容量が増えたと考えられます。(その分の重量増もあります)

    SUVはミニバン(ワンボックス)ほど横風の影響を受けにくいぐらいでしょうか。
    もちろんクルーガーがオフロードに不向きなはずがありません。

  • 単純に、荷物の積載量が違うでしょう。

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の
「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

あわせて知りたい

トヨタ クルーガーハイブリッド 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

トヨタ クルーガーハイブリッドのみんなの質問ランキング

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離