トヨタ クラウン 「親戚の車をレポートした。（ジキに自分の車...」のユーザーレビュー

親戚の車をレポートした。（ジキに自分の車...

2005.2.2

総評

親戚の車をレポートした。（ジキに自分の車になるかも）粋な『日本の高級車』を購入したいのならベストチョイスだと思う。トラブルは皆無に等しく、安心したクラウンライフが楽しめること請け合い。エクステリア・インテリアの満足度が９点なのは、不満な点にも書いた通りである。しかしこれは１０点に近い９点だ。オススメ度が９点なのはキレイに維持できるかどうかということ。さすがにこの手の車はベタベタで乗るのは車に対して失礼だ。車は動けばいいという人には進められない。また、現行型のクラウンに言えることだが、やっぱりクラウンのエンジンは『直』に限る。合理性を真っ先に唱える現代社会ではＶ６を進めるのだろうが、今までの伝統も考えて欲しい。先日マークⅡが車名改めマークＸとなったが、これも直６からＶ６に換装された。エンジンははパワーや燃費ばかりを最前線に置くのではないと思う。大事なのは、『フィーリング』だ。どこまでも伸びるモーターのような感覚と、あの古典的なサウンドに惚れて私は直６が好きになった。勘違いしないでもらいたいのは、Ｖ型を否定するつもりはないということだ。コンパクトで軽量なＶ型のメリットも数知れず。ただ合理性を提唱するあまり、これまでの伝統的な直列型の灯火を消さないで欲しいということだ。車庫保管１３年、１ヶ月に約１回という使用頻度でまだ走行距離が３７，０００キロの親戚のクラウン。今後も大切に扱っていきたいと思う。

満足している点

以下の点が満足している！！
①堂々たる車格：やっぱりクラウンだけあって立派な寸法と相まって堂々と見える。さすがは日本を代表するハイオーナーカーだ。ドライバーも優越感とゆったりとした気分で運転が楽しめそうだ。
②細部の質感：トヨタの高級車だけあって、至る所で『トヨタ品質』を実感できる。ダッシュボードがプラスチックでないのは当たり前の話で、ドアパネルとダッシュボードの隙間の少なさやバンパーのチリの少なさなど、大衆車とはワケが違う。シートの造りの良さや快適装備も申し分ない。こういった“余計な装備”をコストを度返ししてまでもつけるのが高級車の証でもある。
③大満足の動力性能：クラウンはよく『安楽サルーン』と評されるが、タカをくくって一度アクセルを踏み込めば、その固定概念とのギャップに唖然とする。３Ｌエンジン搭載車みたいな爆発的トルクは少ないものの、アクセル操作にフレキシブルに対応する２．５Ｌエンジンの素性の良さがポイント。一度踏み込めばどこまでもスムーズに加速し続けるような様は気分がいい。とはいえ、こんな巨体がこんなに速く走っていいのかという気にさせられるのもしばしば。

不満な点

以下の点が不満である・・・。
①リアビュー：この年式のクラウンはリアまわりのデザインを、『ハイデッキ』としている。別にハイデッキを批評するわけではないが、クラウンとはどうもマッチしてないように思う。斬新なデザインが受けると思い採用したところ不評だったので、すぐにマイナーチェンジを敢行し伝統のデザインに化粧直ししたところ、人気が吹き返したという隠れたエピソードもある。どうりでこの『ハイデッキタイプのクラウン』のタマ数が少ないワケだ。
②グレー色の内装：ボディカラーがグレーだから仕方のないことなのかもしれないが、やっぱりクラウンにはベージュの内装が映える。明るいカラーの方が木目調パネルとのマッチングもいいように思う。しかしながら、使用する上では何一つ不自由はしないのでまあイイ。ようは雰囲気の問題か？？

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験