トヨタ カローラハイブリッド 「誰にでも奨められるニッポンのカローラ」のユーザーレビュー

誰にでも奨められるニッポンのカローラ

2019.11.4

総評

正直に言って、これまでのカローラとは別次元の車だと思います。
トヨタがカローラに賭ける本気を感じます。

安全性・快適性・経済性を進化させて、更にスタイリッシュな内外装と走りの良さが加われば鬼に金棒でしょう。
全てにおいて、満点＋αを狙ってきた車だと感じました。

値段は少し高くなったけど、ガソリン車のSグレードでこの安全装備・値段なら最近のプレミアム軽自動車に近い値段だし
結構安いのではないでしょうか。

「普通車に買い替えたい」と聞かれたら、カローラシリーズを推したいと思います。

値段上昇を抑えるため、目立たない所で装備を削るなどコストダウンしている箇所がありますが
年次改良で見直していくと思われるので、期待したいと思います。

満足している点

・スタイリッシュになった外観
→最近のセダントレンドに乗った流れるようなファストバッククーペ調のスタイル。所有満足度は間違いなく高いです。

・究極の安全性能
→人や自転車を夜間でも感知するセーフティーブレーキ、車線逸脱警報＋修正舵を行ってくれるシステム。
従来からの６エアバッグに加えて運転席足元にもプラスして、7か所のエアバッグシステム。
これからの時代、絶対に必要な装備を抜かりなく装備しています。

・運転の疲労が大幅軽減されるシステム
→オートクルーズは追従に加えて、自動停止・０kmからの追従をサポート。高速の渋滞時かなり重宝するのではないでしょうか。もはや自動運転に片足を突っ込んだ領域まで到達している様に感じました。

不満な点

・後部座席の足元が狭くなった(先代アクシオ比)
→明らかに狭くなっています。前席のドライビングポジション最適化の弊害と思います。
狭いと言っても後部座席の人が長距離でも我慢できなくなるレベルではないと思うので、目くじらを立てる様な程でもないと思います。

・トランクが狭くなった(先代アクシオ比)
→奥行は多少狭くなった感じですが、高さが低くなりました。床面が底上げされており、先代より明らかに浅いです。トランク側面にポケットが付いたのは良いと思います。

・センターアームレストが無い
→セダンはトランクスルーが出来るW×Bのみに装備されています。上級グレードのS(歴代のGグレードやSE相当)から省いたのはなぜ？
必須装備ではないですが、何だか腑に落ちないです。

・オーディオレスが無い
→自慢のディスプレイオーディオは良いと思いますが、好みのオーディオが装着できないのは困ります。カロスポ初期型では用意されていたのだから技術的に無理ではないと思います。

デザイン

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走行性能

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カローラという車に乗っている気がしませんでした。1クラス上のミディアムセダンの様な感じです。乗っていて重厚な感じを受けました。コンパクトカーの様に軽快な印象のアクシオとは正反対です。
ステアリングも遊びが少なくて気持ち良く曲がれました。
「新・足のいいやつ」としてカリーナの名を復活させて売っても良いんじゃないの？と思ったくらいです。

乗り心地

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ゴツゴツするかと思っていたら、終始フラットでした。乗り心地はすごく良く同乗者は疲れないと思います。
試乗車はハイブリッドでしたが、自分のアクシオハイブリッドと比較しても遮音性が非常に高いです。
アクシオは特に停車時にエンジンが掛かり充電状態になると結構騒がしいのですが、新型は音が抑えられており、エンジン音が殆ど気になりません。これだけでもかなり静かな車になったと感じられます。

色々な方面で言われているロードノイズですが、16インチタイヤを履いた試乗車では気にならず、むしろ静かだと感じました。
アクシオと比較してもロードノイズの「ゴー」音の進入が少なく、明らかに静かです。

積載性

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トランクは狭くなりました。先代アクシオのトランクに馴れていると目に見えて狭く感じると思います。
実際先代アクシオではゴルフバッグ4個となっていたところ、新型は3個となっており容量は減少しています。
床面の高さが底上げされたのと奥行が多少小さくなった為だと思います。

殆ど無いと思いますが、トランク一杯に物を積み込む機会が無い限りは不便に感じることはないでしょう。

燃費

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価格

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故障経験