トヨタ カローラレビン 「一番の長き信頼車」のユーザーレビュー

一番の長き信頼車

2022.3.28

総評

新製導入から四半世紀以上共（友）にしてきている信頼度。
所属車の中で一番信頼できる車として在籍。

すでに現役引退して運用されていないが動態保存車として現存している。
25周年を機に現役を引退させた。補修部品がかなり枯渇しているために、万一故障した時の修理ができない可能性が高くなってきたため、重要部品を更新して一定期間運用したのちに引退とした。

運用終了とは言え新製時のままのナンバーを維持し、任意保険も継続されており、いつでも公道を走行できる状態での動態保存となっている。
保管は警備付の建屋の中に厳重に管理されており、定期的なメンテナンスと暖季に限られるが公道試運転も継続されている。

年間維持費用は発生するが、それに応じた四半世紀以上に渡る価値観がこの車にはある。

★当車体は一般非公開のため期間限定公開です。

満足している点

いつでも安心して乗れる車。
平成20年前半に数年かけて蘇り整備を実施し、重要部品が新品に更新されていることもあって、大きな故障が全くなく現存している。

平成7年の新製導入以来車体修復もない無事故車体で車内も一定期間ごとの分解清掃で年式の割には綺麗に維持できている。

不満な点

とにかく古いｗ
樹脂部品が割れてくるｗ
シートのウレタンが隙間からパラパラ落ちてくるｗ
修繕に費用を要する部位や交換部品がすでに提供されていない部位が劣化してきている点くらい。

デザイン

4

バブル時代の華やかなAE101に比べると正直質素。目立たないデザイン。しかし純正エアロでも少し装着するとずっと見違えてくる。地味に個性出せる車。

走行性能

4

トヨタのこの時代の車体は当時としてはかなり出来が良く、剛性がとてもいいために純正車でも色々な道を楽しめる。

乗り心地

3

乗り心地は追求しないスポーツ車。しかしトヨタの車体とあって走行音などは比較的影響が少ない。
車体剛性がよいためにコーナリングの安心度は高い。

積載性

4

んなもんスポーツ車に求めては...と思いながらも、分離できない純正マフラーを車内に積み込めるから驚き。

燃費

3

近距離通勤でリッター8-9km、高速走行で12km以上を出す。
エアコン稼働で8km前後となるが、過去最高で16kmを出しているから意外にいい。

価格

-

発売当時不人気だったために下取りも大したことなく、10万円部品取り的な位置づけだったが、それも年数経過するにつれて今では100万円を超える車体も増えてきた。
手放す予定の無い者にとっては盗難率が高くなるので迷惑な話であるが...
個人的にはいつまでも不人気車のほうが有難いｗ

故障経験

事前予防しているために困った故障はないが、14万キロでクラッチディスクが破損した。
意外に持ったと言えば持ったからいいが。