トヨタ カローラフィールダーハイブリッド 「ザ・日本の乗用車」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

栗原 祥光
栗原 祥光(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
3
走行性能
3
乗り心地
3
積載性
3
燃費
5
価格
5

ザ・日本の乗用車

2022.1.25

年式
2013年8月〜モデル
総評
スペースユーティリティではホンダに劣るし、走りではマツダの方が上なのは確か。しかし両方をかなえようというクルマはそうそうなく、カローラフィールダーに行きつくという印象。それゆえに日本の大衆車であると感じた。
満足している点
いい意味で平凡。豪華さや華美を求めなければ、普段使いにちょうどよいサイズとパワーといえるのでは?
不満な点
スポーツモデルと位置付けている割にはパワーがない。運転支援系はイマドキの目から見ると見劣りしてしまう。
デザイン

3

ソツのないデザイン、スキのない作り込み。必要にして十分の装備。大衆車のステーションワゴンとはこうあるべき、という見本のような仕上がり。平凡も突き詰めれば誰もかなわない非凡になる。
走行性能

3

100馬力程度でやや非力。当然加速時において切れ味の鋭さ、レスポンスの良さは期待できない。踏まなければ印象はよい。
乗り心地

3

フィールダーはスポーツモデルとして位置づけられており、しっかりとした乗り味が愉しめる。ゆえにエンジンの非力さが気になる。
積載性

3

ステーションワゴンゆえの広さと使い勝手のよさ。隙の無さは流石トヨタといったところ。
燃費

5

ガソリンモデルでリッター16km前後、ハイブリッドで25kmは余裕で超えてくる。
価格

5

最上位グレードでもオプション含めて280万円を切るプライス。SUVを買うなら使い勝手を考えてこっち、という気持ちになる。
栗原 祥光
栗原 祥光
自動車ジャーナリスト
東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
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