トヨタ チェイサー 「素性の良いエンジンとフォルム」のユーザーレビュー

素性の良いエンジンとフォルム

2017.3.18

総評

90系チェイサーの2500アバンテ。車体がついに3ナンバーサイズになったモデル。
カスタム店の代車で、1ヶ月くらい運転した。
94年式のスタンダードなグレードで、TEMSは付いていなかった。
色は薄い緑がかかったグレーだった。
たまたま、2007年の秋にこの車で免許切り替えに行ったため、乗り味をよく覚えている。

満足している点

デザイン・走り共に大きな欠点もなく、綺麗にまとまっていたと思う。
前のモデルの2000アバンテではケチられていた電子制御ATも、今回は付いていた。シートもまずまず。
個人的には、同型のマークⅡやクレスタよりも、チェイサーのほうがデザイン自体はよかったと思う。
3ナンバーながら車体も大きすぎることはなく、扱いやすかった。

不満な点

バブル崩壊後の販売というわけで、内装は、各部を見たり使用したりしていると、前モデルよりもコスト削減されているのがすぐに分かった。
アバンテGではなかったため、電子制御サスペションのTEMSもなかった。
フォグランプが付いていたが、純正のライトはやはり暗め。

デザイン

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走行性能

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2500ccで6気筒DOHCの1JZ-GEエンジンは、以前所有していた94年式のクラウンロイヤルサルーンで既に体験していたが、素性が良く、スムーズでなかなか音もよかった。
強力なパンチ力はなく、この車重としては大きく余裕はないものの、180馬力でトルク24キロと性能的にもまずまずだった。
さらに車重が重くてリアサスがセミトレーリングアームだったクラウンと違って、4輪ダブルウィッシュボーンの足回りもよかった。

乗り心地

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前モデルと変わりなく、静粛性にも優れており、中級車の乗り心地としては十分だった。

積載性

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車体が3ナンバーになり、十分積めた。
代車なので大荷物を積む機会もなかったが、不自由に感じたことはなかった。

燃費

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リッター7キロあたり。重量級でATのため燃費は結構悪かった。
燃費運転でもそれほど期待通りには走ってくれず、最後は残量を誤ってガス欠を起こしてしまい、ぎりぎり店までたどりついた。

価格

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故障経験

使用していた期間では特にはなかった。
エンジンのオイル漏れ程度（消耗パーツの劣化であり、故障ではなかった）。