トヨタ カムリ 「総評というより、カムリの最大のウリのひと...」のユーザーレビュー

総評というより、カムリの最大のウリのひと...

2003.7.27

総評

総評というより、カムリの最大のウリのひとつである静粛性について徹底的にこだわってみたい。
私がカムリを購入した最大の理由は、室内の静かなクルマが欲しかったからだ。それだったらクラウンやブレビス、あるいはセルシオなどがベストだろうが、カネもないし周りの目のこともある。カムリくらいだったら値段もリーズナブルだし、周りの人からも贅沢者とは思われずに済むだろうと思ってカムリを購入したのだ。
実際に乗ってみると、確かに静かだ。でも、エンジン音がうるさく感じることもあるのだ。これは個体差かも知れないが、どんな時にエンジン音がうるさく感じるのか最近解ってきたので書いてみたいと思う。
ＡＴ車というのは、ともすればちょっとした坂道ですぐに低速ギアに切り替わってしまうものだが、新型カムリの場合、多少の坂道ではギアをシフトせず、そのままのギアでエンジンをふかす傾向がある。燃費を重視したからだろうか。これ自体は悪いことではない。私は以前別のＡＴ車に乗っていて、ちょっとエンジンに負担がかかるとすぐ低速ギアに切り替わってしまうのがいやだった。ガソリンも食うし音もうるさくなるからだ。新型カムリのギアチェンジはマニュアル車ライクで、ある意味安心して乗っていられるのだ。
しかし、この、ふかす時にどうしてもエンジン音がうるさくなってしまうようだ。まるで別の車に乗り換えたかのようで、せっかくの静粛性がだいなしになってしまうのだ。
静粛性を重視してカムリを購入する人は、エンジンに負担がかかりそうな道に入ったら、意識的に一瞬「キックダウン走法」をして、わざと低速ギアに切り替えてしまった方がいいと思う。低速ギアで走るときのほうが、無理に高速ギアでふかしているときよりずっと静かなのだ。このようにして乗ってれば、エンジン音がうるさいと感じることはあまりないと思う。

満足している点

①広い室内
これがカムリの一番のウリかも知れない。乗って窮屈さを感じることはまずないだろう。
②比較的静かな室内（→総評参照）
③乗り心地の良さ・運転時の快適な質感
セルシオなどの高級車に乗ったことはないのでそのような車とは比較できないが、ふつう一般の人が乗って運転するぶんには十分な快適性が得られるはず。

不満な点

①グローブボックスはもう少し大きくても良いのでは。
②オプションの空気清浄機を取り付けると、ダクトがトランクの中に突き出るため、トランクの容量がぐっと減ってしまう。
③静粛性にムラがある。（→総評参照）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験