家族で遠出には抜群の車
以前ANH10型2.4L AS Premiumに乗っていましたが、3年前に海外転勤を機に売却。かなり気に入ってたので帰国したら
2009.4.7
- 総評
- 家族で遠出には抜群の車
以前ANH10型2.4L AS Premiumに乗っていましたが、3年前に海外転勤を機に売却。かなり気に入ってたので帰国したら再度Alphardを購入しようと決めてました。帰国が迫った昨年春にモデルチェンジ情報を集め始め、昨年秋に帰国と同時に契約。サインする前に240Gに試乗した時に"えっ?"と思いましたが、家族も増えた事もありやはりこのクラスで他に選択種も無かった事から購入決定。納入まで約6週間を経て11月に納車されました。"えっ?"には良い点と悪い点がそれぞれありました。良い点は室内の静かさと、加速の良さ。悪い点は他の方のレビューに度々登場するブレーキの甘さと足回りのフニャフニャ感。普段は嫁さんと子供達が乗っていて、週末にしか運転しない事もあり、なかなか総評を出すに至らなかったのですが、春休みに延べ1400kmの旅をしてようやくこの車の良さが理解できレビュー投稿に至りました。大家族で長距離のツーリングでは抜群に快適な車です。
- 満足している点
- 走行中の室内の静かさ。これは明らかに前モデルよりも良くなってます。カタログでは確か防音ガラスがフロントに入っているとか。あとCVTにより回転数が低く抑えられている事も大きいと思います。これが最終的に燃費にも大きく貢献しています。前モデルでは高速でリッター10km/Lを出すのがやっとでした。今回は11.7km/L(神戸-横浜)まで延びました。渋滞や山登り区間を省けば最大で12.0km/Lも出てました。
CVT車は初めてなのですが、回転をパワー的に、燃費的に本当においしい所をチョイスしてる感じです。加速時は前モデルよりもスムーズでしかもスピードが乗ってくるのが早く、それでいて定速走行になり次第すっと回転数を抑えてきます。
次に足回り。普段チョイ乗りでは緩い足まわりがどうしても好きになれませんでした。しかし長距離で、特に高速道路ではギャップの乗り越え時の優しさというか、しなやかさで本当にどの列に座っていても疲れません。また意外とロールが少ない事。これは普段のフニャフニャ感とは相反する感覚なのですが、何回も通った道路でいつもと違う感覚だったのが印象的でした。この辺り、もしかするとトヨタの綿密なチューニングがあるのでしょうか?
シートの出来。座面のクッションも長距離で疲れない、良い出来だと思います。前モデルと比較しても向上してるように思います。
ボディー剛性。10型の初期モデルの時にリアゲートの辺りからノイズがあり、色々とパーツを交換してもらった事がありました。今回のモデルではきしみ音等も全く無く、少し走ってみて路面にしっかり車全体がついて来てるような剛性アップを感じました。
- 不満な点
- トヨタのフラッグシップミニバンと言われる車ながら、エンジン始動時の安っぽい音にがっかり。V6ならそんな事もないのでしょうが、経済的に2.4を選択。エルのように2.5でV6とか。。。出来ないもんなのでしょうか???
MOPのナビ/リアモニターの値段。これも皆さん挙げられてる通り。しかし値段を除けば本当に快適な装備です。DOPでも良いのかも知れませんがやはりバック時のステアリング操作に連動する目標線や、リアモニター収納時のスッキリ感はDOPや外品では得る事ができません。
ブレーキ。。。慣れれば問題無いのですが別の車から乗り換えてすぐはかなりビックリします。
240SにクルーズコントロールがOP設定されてない点。(これは後付け出来る事を知りDIYで取り付けました。この為にGを選ぶ必要は無し。機能も全く純正と変わらず)
インパネスイッチ類の照明が安っぽい。(これもDIYで白色LEDに打ち換えました)
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験