トヨタ アルファード のみんなの質問

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最近のFF車のリアサスは、ビーム式が多くなり、四輪独立懸架方式が少なくなりました。かつては、FF車はリアの自由度が高いため、競ってインデペンデント方式を採用していましたが、残念に思えてなりません。

カローラでもFRからFFに変更されたE80系からE110系までは、四輪ストラット方式の独立懸架(多分、大ヒットした323ファミリアのSSサスを真似た)でしたが、120系以降はトーションビームとなっています。絶版となったサニーも、B11系からB13系は独立でしたが、B14・15はトーションビームでしたし、後継車種のティーダも当然、トーションビームです。

トヨタに至っては、アルファード、ヴェルファイア、エスティマもトーションビームを採用しており、高額車種でもコストの安価なトーションビームでぼろ儲け状態です。

このカテでも、「乗り比べれば、絶対にインデペンデントサスが優れていることが判る!」との意見が寄せられる一方で、前述のようなトーションビーム採用車種がバカ売れし、このカテでも平然と「アルファードのサスは最高!車は図面の上を走っている訳ではない。四独なんて、カタログお宅の妄想!」との回答も飛び出す始末です。

このような傾向は、ユーザーが車に鈍感になった?、車好きが少なくなった?、四独車が少なくなって、トーションビームの乗り味が当たり前になった?とにかくメーカーがコストを下げたい? などどのような理由からなのか?皆様のご意見を頂戴できれば幸いです。

因みに、私はこれまでに6車種(B-11、N-13、R-10、N-15、AE-110W、RF3)を乗り継いできましたが、ビームサスよりもインデペンデントサスの方が、乗り心地、操縦安定性ともに優れていると思っています。例えば、パルサーはN15よりも旧型のN13の方が、遙かに良かったです。

普通に考えても、アウディ、ゴルフ、レクサスHS、レクサスRX、ウィンダム、ティアナ、などのFF車はインデペンデントサスですので、その価値を認めて採用しているものと思います!

補足

<補足>ゴルフは、Ⅲ及びⅣのモデルはビーム式でしたが、Ⅴはマルチリンク式のインデペンデントを採用し、一説ではサスの製造コストが7万円上昇したとの話もあります。ゴルフが求める性能をビームサスでは成立できなかったということだと思います。 また、アルファードやヴェルファイアは、もともと値付けが高い車ですから、値付けに見合うサスペンションよりも、「良さそうに見える車」で儲かる事がトヨタの戦略のように感じます。

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ベストアンサーに選ばれた回答

某メーカーで設計をしていた者です。


メーカーが小型車にトーションビーム(トレーリングアーム)を
よく採用しているのは、

・コスト
とにかく安い!
下手すればストラットなどの半分ぐらいです。

・スペース効率が良い
低床化、ラゲッジ・燃料タンク容量の確保などがしやすい。

この2点に尽きます。


ただ、性能が独立式のほうが格段に優れているかといえば、そうでもないと思います。
(日産のマルチリンクビームのように、遜色ない性能のものもあります)
サスペンションはブッシュ類のチューニングひとつとっても
操安・乗り心地への影響は大きなものがあります。

その辺のチューニングは欧州メーカーの方が一枚上手ですね。
昔からトレーリングアームを採用しているだけのことはあります。


日本メーカーの作る(トレーリングアームサスの)車は、
普通の人間が普通に走る分には問題の無いレベル程度にはできていますが
質問者さんのように、感覚の鋭い方まではカバーしていないと思いますが
メーカーとすれば、コストとのバランスから
それでOKということなんです。


<補足を見て>
ゴルフがVからリヤサス形式を変更したのは、
性能的に限界にきているわけではなく、
車そのもののイメージを上げる目的だと思います。
同じCセグメントでも、昔の実用車からワンランク上の
イメージを狙っているのだと思います。

事実、同じCセグメントのメガーヌなどは
性能要求の高いルノースポールというスポーツグレードを含めて
トレーリングアームを採用しています。

質問者からのお礼コメント

2011.8.11 07:28

皆さま様々なご意見をありがとうございました。カウンターステアを当てるような危険回避の緊急時にも独立懸架の方が操縦安定性に優れていますので、基本性能にコストをかけることが重要だと思います。

その他の回答 (10件)

  • トーションだの独立懸架だの、車に乗る殆どの人にとっては言葉すら知らないアイテムですからね。トーションでそれらの人はほぼ100%満足できちゃうので、そうなっただけの話でしょう。

    こだわる人はダブルウィッシュボーンなり、マルチリンクなりの車に乗ればいいって事で。

  • 良い物付けても「どーせ、純正でしょ」の一言で社外に交換する人も居るからでしょ。
    それなら万人受けしコストを下げられる物を付けて、良い物はパーツメーカーに任せてる

  • かつて、ダイハツミラ、同クオーレなどの軽自動車でも、トレーリングアームによる後輪独立式でしたが、近年ではリジット(車軸式)や小型乗用車でも見られる様になりました。
    当方の知る限りですが、最近になって後輪車軸式を採用し始めた車は、小型乗用車で日産2代前サニー、トヨタ初代ヴィッツ、次にホンダ旧型フィット、トヨタ旧型カローラ、、普通乗用車では日産最終型セフィーロと変わっています。
    独立式を廃止した理由には、コスト関係や整備容易性が考えられると思います。また当方はかつて初代ホンダCR-Vを乗っていましたが、サスペンション交換となると約20万円するそうです。耐久性やコストは実はリジット式が良いそうで、乗り心地は怠りますがその事から採用しているのではと思われます。独立式の場合は乗り心地は良いものの部品点数が多く、例えひとつの部品が劣化するとそれだけで悪くなる例があります。

    これは日本車だけでなく高速走行するヨーロッパ、特にドイツ車でもメルセデスベンツAもしくBクラスでもリジット式を採用しています。
    何処の国でも、近年価格安価を考慮して、構造の単純な機構を採用してかつ細部に改良を施し、製品作りをしているのが現状と思います。ひとつの例にホンダフィット、トヨタカローラ、ドイツMCCスマートシリーズがその例で、なるべく即存部品や簡単な部品で成立させる例があります.

    ☆補足
    確かにドイツフォルクスワーゲンゴルフ3代目にて、カーブ時に後片輪が浮く事があり、特にホンダフィットを始め後輪リジット式ではその様な現象があり、乗り心地も硬かった話を聞いています。
    「良さそうに見える車」を作りたがる国としては日本にしても他にアメリカに多くあり、有名なフォードマスタングでも立派なスポーツカーであっても後輪は未だリジットを採用しており、他車と比べ安価に成立している例もあります。トヨタとアメリカのGM、クライスラー、フォードの3大メーカーは同じ発想を持っている様です。

  • 正直、ローダウンなどの改造をするにあたって、リアの独立はデメリットが大きいです。
    例えば初代オデッセイ、ステップワゴンなどのリアサスは、沈むとネガキャン・トーインになる構造です。
    本来はコーナーで故意にアンダーステアを出して安定させるためのセッティングなのですが、
    車高を下げた場合、ネガキャン&トーインでサイドスリップが過大になり、タイヤが異常摩耗します。
    これを補正するためには高価な調整式アームが必要なので、多くの人は仕方なく安いタイヤをすり減らしながら走っています。
    一方フロントは設計時点でバンプステア対策がされているのが普通なので、車高下げても異常摩耗はしないんですよね。

  • 例えば貴方が「ボールペン」が欲しい、と思ったとき何処に買いに行きますか?
    コンビニや格安量販店に行きますか?それとも文具店でショーケースに置かれているような高級ボールペンを買いますか?
    人間工学に基づいて設計され、握りやすさ・疲れにくさ・デザインを重視した物は数千~万単位の値札が付いています。ボールペンにこだわる人にしてみれば、何故後者を選ばないのかがわかりません。疲れず扱いやすくデザインも完璧なのですから選ばない理由が分からないのです。

    他にも包丁やハサミ、靴、帽子、時計等の高級品・一流品と呼ばれるものには、ブランドは勿論その値段に見合う「機能」が備わっています。しかしその差を理解できる人は果たして何人いるでしょうか。
    ボールペンを只の道具として見るか、機能美をしっかりと理解して優劣を決められるのか…「ボールペン」を「自動車(サスペンションの方式の違い)」に置き換えたとき、リジットサスが選ばれる理由が少しは分かるかもしれません。

  • 日本の道路の舗装率の高さが根本にあるのだと感じます。
    「同じ車で欧州と日本で脚が違う。日本人は馬鹿にされている」というような回答もありましたが、欧州は舗装されていない(あるいは石畳)道路が日本の比ではありませんからね。

    補足:「ゴルフが求める性能をビームサスでは成立できなかった」にしてはビームサス長かったです。
    ま、ゴルフの格が上がったからですが。
    他メーカーも含めてのプラットフォームの共用化の方が理由として大きい気もします。

  • コストもありますが、ストラット式は室内空間を犠牲にするから減ったと思います。

    3列シートでストラット式なら室内レイアウトがかなり困ります。

  • ビーム式に関しては以前の物よりも多少良くなった為にコスト面から採用が増えて来ましたね。先の回答の補足としてはオーリスはビームなのにブレイドはダブルウイッシュボーンを採用してる通り、トヨタでも認めております。
    他ではインプレッサくらいですね。(レガシィやターボなどの兼合いもある)

  • FFで凝った足といえば
    ホンダCF系アコードの5リンクサス
    しかも大形サブフレームを介してフレームにマウント
    こいつなら文句ないだろう
    一方
    ホンダシビックHBユーロR
    Rと言いながらFITと同じ足
    もうメカに拘るやつは居ないとタカを括ってる?かな
    そのうちリーフスプリングが復活かも

  • オーリスを見れば分かります。
    オーリスは欧州カローラですが、あちらではダブルウィッシュボーンを使っているというのに、日本仕様では2WDはトーションビームです。カローラも同様。

    もうトヨタが「日本人ならこれでいいっしょー」と言っているわけですね。

    トヨタに対して日本人は怒っていいと思います。
    まあ、日本人が「安けりゃ買うよ」という人が増えたんじゃないですかね。それじゃー、しょうがないですよね。

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