ミニバンのサスペンション（低背は除く）

Question

ミニバンを調べていて木になったことがあります。
ミニバンのサスペンション形式は、各社さまざまな形式を採用していますが、いったいそれぞれなにを基準に選択しているのでしょうか？

車種：前／後
小型ミニバン
セレナ：ストラット／ストラット
ステップワゴン：ストラット／トーションビーム
ノア・ヴォクシー：ストラット／トーションビーム
ビアンテ：ストラット／マルチリンク
大型ミニバン
エルグランド：ストラット／マルチリンク
エリシオン：ダブルウィッシュボーン／ダブルウィッシュボーン
アルファード・ヴェルファイア：ストラット／トーションビーム

①エリシオンが前後ダブルウィッシュボーンなのはどんな理由があるのか気になります。
メーカーとして走行性能に注力しているのであれば、売れ筋のステップワゴンにもっといいサスペンションを使いそうなものです。昔のステップワゴンはリアにダブルウィッシュボーンが使われていたようです。
②アルファード・ベルファイアがトーションビームというのには驚きましたが、これはスペース効率とコストを最優先しているということでしょうか？それとも何か理由があるのでしょうか？
③小型ミニバンは激戦区ですから、スペースや価格競争がかなり激しいはずです。そんな中ビアンテがマルチリンクを使っているのは商売として間違った選択のようにも思えます。スペース的にもコスト的にも。
何かやむをえない理由があったのでしょうか？マツダでトーションビームを使っているのはデミオのようなBセグ車だけなのでノウハウがない？？

よろしくお願いします。

Answer 1

機械ってのは基本的に同じ性能を達成できるなら、より簡略に、より安価に作る

何を重視するのか、どの程度重視するのかってのも重要だ

それを理解してねえと、トーションビームは安もんだから性能が低いとか言い出す事になっちまう

他にも設計からやり直すのかとか考える事はいくらでもある

その辺りがどうなってるのかまではさすがに分からねえから、具体的な回答は出ねえんじゃねえかな

それにしても、こうやって一覧にして比較するとおもしろいな

Answer 2

コストですよ！ ノア、ステップワゴンに高級サスペンションは売価制約の中で難しいです。ステップワゴン５００万円・・売れますか？

②・・取り付けスペース
③・・車格・車の性格としてのサスペンションの選択。レスサスに板バネは使いませんね・・・

高価格車はサスペンションの選択の自由があるが、低価格車に選択の余地が少ない。 メーカー設計屋のそこが苦悩です。財布の中身と相談しながら設計をしていくのです。


あと、実際は大量生産するので板バネもマルチリンク/ダブルウイッシュもコストは変わらないにしても、差別化をしないと、高級車が売れません。カローラにマルチリンクWウイッシュを付けてしまうと、セルシオのお客さんが、 ”カローラ”でも結構イケテル・・と言う事で高級車が売れなくなります

Answer 3

トーションビームが悪のような書き込みを他の質問の回答で見ますが、
基礎技術が高ければ、十分な性能が出ます。

トヨタだけが高いと言う訳ではありませんが、
スズキのスイフト・スポーツもトーションビームですが、高い性能が出ています。

他のメーカーも、それぞれ得意な分野がありますから、
マツダが技術が無いと言うよりは、
新しく技術開発するより、熟成した技術を使ったらこうなったと言う感じでしょうね。