①軽四のスポーツカーをメーカーが作ろうとした場合、 ミドシップとFRではどちらがコストがかかりますか。 例えば、今S660(ミドシップ)が話題ですがウワサでは販売価格200万ちょっとらしいです。

Question

②今カプチーノ（FR）を「当時のまま量産」するとしたら売値は200万円くらいですか、もっと安くできますか。
Ψそんなの判るはずない、という回答は不要です。
回答する気のないかたはお引取りください（ブラック登録）。

Answer 1

FFよりFRの方が部品数増えてコスト高になるのは当然として、MRとFRにおいてもFRの方が部品数増えて部品数によるコスト高は、発生します。
ただ全体としてコストを抑えることできるかもしれませんが、こういうカテゴリーの車は、小さくてもスペシャリティとなるためメーカーとして抑えるのは難しいと思います。
カプチーノは、(Sにとっても)やはり競合するのがダイハツコペンになるとおもいます。
トップグレード車体201万だったとおもうので
販売価格200万が妥当と思います。
当然、当時販売していたのが150くらいだったと思いますがその分スペシャリティ度をあげてくるでしょう。

Answer 2

軽自動車ならそれほど変わらないでしょう。
ＭＲはＦＦのエンジンとミッションをそのまま後に持ってくるだけです。
ＦＲは軽トラなどで今も使っているのでそのまま使えます。
問題はボディですね、安く造るなら軽トラのフレームにボディを乗せる方法もありますが、オリジナルに一から設計するでしょうからこの値段が問題でしょう。

Answer 3

MRやFRだからコストがかかる…と言うわけではありません。
元になる駆動方式のシャーシとエンジンが、あるのか無いのかです。

S660がミッドシップになったのは必然で、ホンダにはバモスというMRの軽があるためです。これをベースに改良して、スポーツカーが出来上がるわけです。

だから、S660はNシリーズの鈴鹿工場では無く、バモスを生産している八千代工業が生産します。MRのバモスの生産ラインが、そのまま使えるからです。

MRを作るのはFRを新規に作るよりも比較的簡単で、FFのシャーシを前後反転すればRRになり、エンジン搭載位置を少し前へすればMRとなります。MR2やMR-Sもそうやって、カローラとセリカやヴィッツから設計されていますし、新型NSXもアコードがベースです。

これに対してFRを作る場合には、ベースとなるシャーシが無い場合にはAWDのある車種がベースとなります。ドライブシャフトを通すセンタートンネルが通っているためです。

ところが、一般的なFFではエンジンが横置きであるために、これを縦置きにしたりトランミッションが専用に必要になったりと、結構な手間がかかるのです。スズキの場合、それでもジムニーのミッションが使えますからFRは作り易いとも言えます。

スズキでは、2016年か17年くらいの発売へ向けて、FR2シーターモデルを開発中とされています。売れる派生モデルが無い以上、そのモデル単体で開発費を償却しなければならないため、250万円は下らないでしょうね。

Answer 4

極端なお話ですが。

FFの横置きエンジンを流用すれば、MRやRRは比較的楽に開発出来ます。
フィアット・X1/9やトヨタMR2などが良い例です。
しかしホンダには、流用できる縦置きエンジンの軽自動車がありませんので、FRは更なる価格上昇となり得ます。

スズキには、縦置きエンジンの4×4（ジムニー）があります。
これを流用すれば、FRは比較的楽に開発出来ます。
とはいっても開発費÷予想販売台数が車両価格に追加されますから、予想販売台数が少ないスポーツカーは、可也割高な乗り物になります。

そこでスズキが取った策は、安価に提供できるアルト・ターボRSです。
絶対的な質感やドライビングフィールは劣ると思いますが、軽量ボディーで強引にぶっちぎる、ワークスに近い発想です。


因みに、過去にはダイハツにはテリオス・キッド、三菱にはパジェロ・ミニという縦置きエンジンの軽自動車がありました。
仮にこうした車が現役ならば、ダイハツや三菱にもFRスポーツを出すチャンスはあったといえます。

Answer 5

１今持っている手玉によります。ホンダはFRの軽を持たないのでホンダの場合はFRにしたほうがコストがかかる気がします。
2当時のまま量産など不可能です。現在無くなっている部品の製造設備など全て新しく作る必要があり、もしやるとなれば200万円で販売は絶対にできません。