スバル ヴィヴィオ 「64PSどころじゃない(笑)」のユーザーレビュー

64PSどころじゃない(笑)

2024.2.28

総評

コンパクトで車を操る楽しさを感じられ飽きる事なく長く乗れる車でしたが、部品価格の高騰と供給の停止で維持が困難になっています。

満足している点

４輪独立のサスペンションは路面追従性に優れてますが、ブッシュが柔らかいので姿勢変化は大きめです。
反面荷重移動が使いやすく、よく曲がる車です。

エンジンも低速からトルクがあり、リミットは9000rpmですが、8000rpmまでは気持ちよく引っ張ってくれます。
A型なのでレギュラーガソリンが使えるのは有難かったですね。
カタログデータでは軽四自主規制値の上限64PSとなっていましたが、実測では８０PS出てました。

吸排気のみのライトチューンでも90PS程度になるので、車重を考えるとかなり速い車です。

自分はPALのプーリーとECU交換で120PS仕様でしたが、クラッチが滑ってしまうので、クラッチ交換と併せてECU書換えで100PSちょい程度で乗ってました。

不満な点

ノーマルはセンターデフが弱く、リアがトラクション不足気味な事と、フロアの板厚が薄い事。
また各部のブッシュがかなり柔らかくダイレクト感に乏しい事。

タワーバーやロールバー、強化ブッシュやエンジンマウント交換してロールバー付けるとマシンになりますけど（笑）

デザイン

5

派手すぎず落ち着いた外観と、やる気にさせてくれる赤黒の内装。
また初期型の



赤いメーターも良い雰囲気を出してました。

走行性能

4

ノーマルだと曲がりやすい反面、おつりをもらいやすく不安定になりがちですが、悪さをするブッシュを強化品に換えると余計な動きが消え、進入時すごく安心感があります。

SCは下からトルクがあり使いやすい反面、高回転ではトルク感がなく、SCがみゃあみゃあ鳴きます。

乗り心地

4

ノーマルはけっこうソフトなのでロールが大きめです。
雪道だとちょうど良いくらいです。

積載性

2

リアシートを倒せばタイヤ４本積めるから良いかな？と…
その際はリアスピーカーをボードごと外す必要があります。

燃費

4

初期型はレギュラーでしたが、E型ではハイオクになったのが残念でしたが、燃費は５MTで4WDでリッター16~17くらいでした。

価格

1

１台目のB型は90万円で購入、２台目のE型は60万円、３台目のビストロSSはタダ、４台目のA型は４万円でした。

新車での車両本体価格は確か１３５万円くらいで、当時の軽四では一番高かったと思います。

故障経験

パワステタンクやヘッドカバー等パッキン類の油漏れ。