スバル レヴォーグ 「運転支援目的なら良くできた車。言い方変えたら運転技術が衰える車」のユーザーレビュー

運転支援目的なら良くできた車。言い方変えたら運転技術が衰える車

2021.6.23

総評

STIグレードは走りに特化した仕様だ！
との固定概念を持っている方には不向きです。
高速道路走行時、同乗者に不快な気持ちにさせない静粛性のある落ち着いた運転を求める方にお勧めします（2.4リットル仕様が出たら分かりませんけど）。

しかし車体（BHやBPと比較）がデカくなっているので、使い方はスーパー等の日常生活使いより休日使い向けのように思いますので、使用目的を忘れないようにして下さい。

満足している点

年齢に比例してやってくる運転能力（目視確認含む）の衰えを凄くフォローしてくれる運転支援機能。

開発者が若手に交代した影響もあるのかビルシュタインに依存し過ぎて乗り心地を犠牲にしていた部分を改善したこと。

不満な点

自らの運転能力を下げてしまうくらい頼ってしまう運転支援機能。
人間が作り出した運転支援機能の為、ドライバーの意に反する動作をする事があるので、運転するのは車じゃない！人間です！って事を忘れてはいけない。

車体が大きくなり過ぎて田舎だと日常生活では使いにくい。特にスーパーでは駐車枠に何とか収まる状況となり、駐車位置に苦労する。
シンプルな造形では無いので洗車時、気を抜くとセーム皮を落とすし洗い難い。
それとツルツル滑るシート。何度も調整するけどしっくりこないので、体が動かないように無意識にハンドルを握ってる。とくに峠道には不向きなシート。直線な高速道路も体がズレる。結論として僕的にはフルバケの方が疲れない可能性が高い。
デジタル化され過ぎてコクピットに座っても運転が楽しくない。

デザイン

3

気に入っているのは青いボディかな(⌒-⌒; )
とにかくドア一枚洗うだけでも洗車し難い造形です。

走行性能

3

四輪駆動なのに一般走行レベルだと良く曲がります。
馬力無いのには慣れるしかありません、、、

乗り心地

5

足回りの硬さ設定次第ですが、1番柔らかくすると同乗者から運転上手だね！って言われそうなくらい乗り心地良いです。デフォルト設定の状態でも突き上げ感も少なく、この味付けは従来のビルシュタインでは出せないと思います。
足回りを硬めに設定すると何故かＰＲＯＶＡのｅｉｆｅｌを思い出しました。ちょっとだけ似てるような気がする。

積載性

5

後部座席は倒さないといけないけど、27インチ自転車を積む事が時々あるので、重宝してます。

燃費

5

ターボ車はハイオクガソリンでボクサーエンジンは燃費が悪いと思っている方へ
この車はターボ車でレギュラーガソリンです。燃費は踏み方や走行場所次第ではありますが、スバルの歴代ワゴンの中では1番燃費が良いと思います。

価格

3

車両価格帯って排気量に比例して高くなるイメージがありましたが、もうそれは過去の事のようです…

デジタル化され過ぎて高い！高過ぎる！
参考ですがBPのSTI限定車とVNのSTIがほぼ同額です。

故障経験

スバル所有歴は20年少々の若輩者ですが、スバル車Ａ型のリスクは分かっているつもりです（笑）