スバル レヴォーグ 「楽しく...そしてどこまでも」のユーザーレビュー

楽しく...そしてどこまでも

2020.12.7

総評

新型はカーオブザイヤーを受賞したようですね。旧型オーナーとしても嬉しい限り。
弄ることは当初想定はしていませんでした。それくらい完成度は高いクルマです。エンジンの味付けは自分の好みの問題であると思っています。
自分好みにチューン(調律)をするだけで市販に際して封印された一面をチラ見させてくれます。
女性が乗ってもそれなりに走れます。カミさん的にはGRBと比較して一気にアダルトな乗り味に最初驚いていました。
総じていいクルマ。
アンチCVTの私でもそこそこ満足する走りをします。ジェントルでそれでいて時に牙を剥く⁉️走りをするそんなラマンとの関係もはや5年、まだ5年。イケるところまでいきましょう。

満足している点

300馬力の余裕のパワー。
それでいてSTIの玄人好みの足回りセッティング。そこそこ固い足回りですが、家族と一緒に長距離ドライブでは逆に疲労感がなく、アイサイトのおかげで楽しく安全にドライブできます。
それでいてちょっとじゃじゃ馬エンジンのパワーを解放すると、軽い峠ではVABとタメを張る走りが可能(油温はうなぎ登りに上昇しますが)。

不満な点

1ナビが7インチなところ。
これは初期型ゆえにしょうがない。ナビの更新どうしよう....

2ドッカンターボとロール特性
ECUとブローオフバルブをprovaにチェンジしたらトルク特性が変わり運転しやすくなった。
あとレガシイの時もそうでしたが、どうもロールが大きい。スタビを変えたら家族が乗り心地が良くなったと言っていました。ダマチューンを見破られたのが乗り心地の改善という皮肉な結末でした。

3リアの居住性
ちょっと足元が狭い。新型では改善されてましたね。

4なぜMTの設定がない？
設定しても買う人は限られるもんね。でも...BHとオーバーラップしてしまいます。設定を健気に待っていた。スバルさん限定車で良いから出して💕

デザイン

4

斜め後ろからのルックスが好きです。
ありきたりですがやはりSTIは青に限ります。
ただ中途半端なメッキは勘弁。

走行性能

5

VABには負けますが、300馬力は伊達じゃありません。
ただECUを書き換えるまでは直線番長でワインディングでは乗りづらい印象。
それ以外はやはりSUBARUの王道を行くクルマでした。

乗り心地

5

ボクサーエンジンがゆえの振動のなさ、少々固めでありながらさり気ない乗りやすさを持つ足回りはツアラーという言葉が似合います。

積載性

5

これは言うまでもないでしょう。

燃費

5

意外と燃費は伸びます。アイサイトを駆使して100キロ巡航をしてみたところ、メーター読みでリッター15キロというカタログ燃費以上の数値を叩き出します。タイヤや吸排気系チューンの影響もあるのでしょうが。

価格

-

性能全般を考えると同クラスのクルマはドイツ車になりますね。アウディが近いと思いますが新車で買うとレヴォーグ以上の価格。そう考えると安い。
でも国産車で考えると高級車と呼ばれるクルマの中位グレードと同じ。そう考えると内装は安っぽいと感じるかもしれません。
私は走りのウエイトが大きいので内装は気にしません。価値観の問題と考えます。

故障経験

リアショックのオイル漏れ。
おかげでSTIのダウンサスをローコストで導入できました