スバル レガシィツーリングワゴン 「頼れる相棒」のユーザーレビュー

頼れる相棒

2021.2.27

総評

レガシィ系統最後のワゴン。
スバルラインナップの上級車種レガシィをベースとしたワゴンのため、車室内のゆとり、申し分のない積載性を備えている。それでいて、悪路、雪道、高速、市街地の隘路などあらゆるシーンで基本的に困ることのない運動性能や0次安全思想(視界の良さ・シンプルな操作性)があり、長距離移動に不安を感じさせない。旅行、引越し、キャンプ、雪山、海、子育て等、各シーンで頼りになる車でした。

満足している点

積載性、コーナ時のロールの少なさ、視界の良さ、長距離移動での安心感、居住性（車室内の広さ）

不満な点

内装デザイン。当時としてはよかったのかもしれないが、内装が分断されるような大柄なデザイン要素は若干不満。ただし、次第に愛着が湧いて今や気にならない。

デザイン

4

赤い外装色。落ち着いた深みのある赤は、ワックスをかけたばかりの雨上がりの夕方などは最高に美しい。あと駐車場で探しやすい。

走行性能

5

多くのスバル車の特徴、コーナ時のロールの少なさを当時のこのワゴン車でも感じる。オデッセイ(ワゴン)の経験上、比較してもかなり少ない。そのせいか酔わない。まして、比べても仕方ないが、ミニバンやクロスカントリ車に対しては顕著に少ないと思う。なのでコーナでもアクセルを踏み込める安心感をワゴンながら感じさせる。
またS＃モードは加減速の応答性がわかりやすく向上する。首都高や峠道ではS#モードが思い通りのアクセルワークに近づけさせてくれた。

乗り心地

3

現代の車両に比べれば、うるさく振動も大きい。
が時代を考えれば値段相応なのかもしれない。

積載性

5

洋服ダンスのクローゼットが積めた。引越し時は大型冷蔵庫も積めたような気がする。。。車室内の横幅が広くエプロントリムから余計な出っ張りも少ない。2列目を倒さなくても縦にベビーカーが積めたりと縦方向も余裕がある。さらに、スペアタイヤのスペースにもタイヤ+アルファで小物が押し込める。またリヤゲートの開口軌跡は、駐車時の壁や天井を絶妙に避ける機会が多く、設計者の狙いを感じさせる。
そしてこの積載性を保ちつつ機械式立体駐車場に入れる。出先での急な目的地変更、乗車人数や積荷の増加があっても困ったことはなかった。

燃費

4

街乗り約 12 km/L
欲を言えばもう少し欲しいが我慢できなくはない。

価格

3

故障経験

なし。