・一言で言えば、粗削りで実直な自動車。
・国内の他車で見える部分にお金をかけ、見えない部分にお金をかけないのを多く散見されるが、この車は、見えない部
2014.3.21
- 総評
- ・一言で言えば、粗削りで実直な自動車。
・国内の他車で見える部分にお金をかけ、見えない部分にお金をかけないのを多く散見されるが、この車は、見えない部分にお金をかけている。
・欠点が多少あるが、当時非常に売れた車だけあって、買って非常に満足している。スバル車を愛する「スバリスト」が多く存在するのは納得できる。自分もその一人になってしまった。普段はエンジンを回さなくても充分だし、シャシーはしっかりしていて、2代目のレガシィによくあった、高速道路上での故障による停車も見られないし、3代目は登場から15年経過しても至るところで見られ、丈夫であることの証左と言えるのではないか。でも、この車を安心して乗るには、ショックアブソーバー、ブレーキを強化し、タイヤ選びに気をかけたい。
・スバルは日本では三流メーカーと言われるかもしれないが、私はアウディやBMWのようなプレミアムブランドだと自信を持って言える。日本、アメリカ、ドイツ、フランス、韓国、中国の自動車を運転したことがあるので、実体験に基づいているから。
- 満足している点
- ・思ったより燃費が良い。平均で11km/L、最高で12.8km/L、最低で10km/L。スタッドレスタイヤを履いての数値である。馬力、トルクがあるので、殆どが2,000回転以下で走っている。
・加速競争は、GT-Rのエンジンを積んだステージアに1回負けただけ。無敵と言っていい。車線減少で相手が割込させまいとばかりに加速しても、チョッとアクセル踏むだけで、前に出ることが出来る。
・カーブを飛ばして曲がっても怖くない。夏タイヤだったら、どうなるのか楽しみである。
・雪道では、FF、FR車が動けない場所でも、平坦及び登りは難なく通行出来る。後輪が横滑りしても、ちょっとしたアクセルとハンドル操作で立て直しが出来る。
・荷物が多く積めるのは当然の事として、後部座席を倒した時、座席上部から網が引き出せて、天井に棒を付け、網を引き出せば、仕切りが出来、荷物が運転席に飛び出さないのである。
・メーターが昼でも光るので、高級車を運転している感覚を覚える。
・ボクサーエンジンであるが、中は静か。アイドリングでもエンジン音が殆ど聞こえないし、振動があまり感じられない。ボボボボっていう音、気に入っちゃいました。
・荷物を積んでいない時の後方視界は良好。バックの運転で困らない。
- 不満な点
- ・260馬力なので、アクセルを床まで踏みつけると、モンスターマシンに変身するが、その分燃費が極度に悪化する。
・スタッドレスタイヤを履いている理由かもしれないが、やはり高速道路の制限速度が100km/hの国で作られたからなのか、130km/h以上の走行は、ドイツ車が優る。
・スタッドレスタイヤの性能が弱いのか、自分の運転技術が未熟なのか、アイスバーンの急な下り坂で、前輪がハンドルが効かず、後輪が流れ出したことが有った。時速20kmに落として難を逃れたが、他の乗用車やトラックは普通に走っているのである。他のレガシィオーナーに話したところ、その人は、下り坂の高速道路を走行中、スピンしたそうであった。
・ビルシュタインのパーツを使っていないグレードなので、カーブでのロールが気になる。その点、過去に所有していたゴルフGTIの凄さが思い出される。少しスピードを出していた時、路上の轢かれた動物を回避でのダブルレーンチェンジに多少不安を覚える。だからビルシュタインのグレードがあるのだと痛感した。と言っても、50種類以上の自動車の運転してきたが、他の自動車より遥かに限界性能が高い。
・ブレーキについて、ダストが出ているのを見たことがない。翻って言えば、効きが弱い。更にエンジンブレーキの効きが弱い。なので、攻めの走りに不安を感じる。お金が有ったらキャリパーを社外品に交換したい。
・塗装が波をうって、ワックスで丁寧に磨いても、鏡面反射しない。
・メッキ塗装が剥がれ、みすぼらしい。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験