勝元さん
スバル レガシィツーリングワゴン
グレード:2.0i_4WD(AT_2.0)
2004年式
乗車形式:マイカー
※エクステリア&インテリアも欧州感が漂い乗り味含めジェントルな大人のミドルカーと言ってよいだろう!
総じてBMW(E46)の4気筒辺りに近い印象
2013.11.18
- 総評
- ※エクステリア&インテリアも欧州感が漂い乗り味含めジェントルな大人のミドルカーと言ってよいだろう!
総じてBMW(E46)の4気筒辺りに近い印象を受ける。
※3ナンバー化されたにも拘わらず歴代レガシィの中で最も軽量な車重がもたらすドライブフィールは排気量アップされた現行モデルにも無いシルキーでカジュアル感に溢れたものだ♪
※非常に良く出来たクルマであり尖った気難しさやダイレクト感は一切無く疲れた仕事帰りであっても安全に心地良く移動できる。
反面、FUN♪という点に於いて 可も無く不可も無い。
この辺りは価値観によるのでクルマに、そういった趣を求めないのであれば不満らしい不満は特に感じないであろうと思う。
※このグレードは価格に対して質と性能が70~80万(新車価格)くらい上の車に相当し、およそ総額250万(新車価格)で買えるとは非常に買い得感が高い!
※一見、鷹目と云われるヘッドライト以外あまり特徴の無いシンプルなエクステリアデザインも乗っているうちに線と面が織り成す機能美であることに気付く。
これは5ナンバー枠から解き放たれたことによってデザイン上のサイズ制約が緩み「美しさ」という性能を手に入れたのだと思う!
- 満足している点
- ※ベーシックグレードでありながら装備や内装に不満な点が無い。
※レガシィがグローバルカーになったと思えるほど洗練された走りと快適な乗り心地は、まるで欧州車のよう♪
※水平対向NAエンジン(EJ20)のフラットで扱い易い特性は熟成されていてベーシックグレード搭載エンジンとは思えないほど上質!
※ターボモデルより軽い鼻先のおかげかステアフィールも軽快でツーリングワゴンであることを感じさせないライトウェイト感とエンジン性能に勝る高いボディ剛性は安心感に満ち雨天時のワインディングなどでも優れたシンメトリカルAWDと相まって全く不安がない!
基本性能が高い故、ターボモデルに装備されるVDCなどの電子デバイスを持たない2.0iでもセーフティーレベルは優秀!!
※水平対向エンジンがもたらす低いフロント重心も安定感に寄与しているのだろう。
コーナーリングに於いても短いエンジン長のお陰か慣性モーメントが小さくAWDを意識させないナチュラルな旋回性を見せる!
※ベーシックグレード=廉価版という概念は、このクルマ(グレード)に当てはまらない!
むしろ2.0iという確立されたスタイルであろう!
※切り回しも3ナンバー化されたとはいえ基本5ナンバーベースの為、車庫入れなども楽でデイリーユース~レジャーまで女性にも気持ちよくドライブできる。
※視界も良好で軽いサッシュレスドアにもかかわらず閉める際の節度感が気持ちよく長時間運転でも疲れないシートなど見た目だけでは解り得ない触れて感じる部分のヒューマン性能が非常に高い質を有しており欧州車に近い感覚を与える要因になっていると思う。
※エコモードやマニュアルスポーツモードも備えターボモデルと同じギミックメーターなど演出含め140PSという数字以上にキビキビ走る。
特にターボグレードなどのスペック的な拘りを持たなければ、エンジン性能は2.0iで十分でありボディ剛性・ブレーキ性能・ステアフィールまで「走る・曲がる・止まる」といった基本的な走行性能の全てが高いレベルにバランスされている。
※レギュラーガソリン仕様であることに加えミドルクラスAWDとしては良好な燃費性能であり経済性も優れる。
- 不満な点
- ※シンプルなエクステリアデザインは、やや特徴に欠け白や銀のボディカラーを選択すると商用車のようでレガシィの持つクオリティが感じられない。
このクルマを購入する向きの方は少し派手目のメタリック系ボディカラーを選択されることをオススメする!
それでも派手すぎることは無い。
※水平対向が故の整備性の悪さは仕方のないところか。
※消耗部品の耐久性の低さは少し気になる。
※軽量化の為らしいがステアリングテレスコピック機能が省れた(全グレード)点は残念。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験