ポルシェ タイカン 「EVでもポルシェらしさを忘れていない」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

栗原 祥光
栗原 祥光(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
5
走行性能
5
乗り心地
4
積載性
5
燃費
4
価格
4

EVでもポルシェらしさを忘れていない

2022.1.25

年式
2019年11月〜モデル
総評
最新こそ最高を標ぼうするポルシェらしい完成度の高さ。EVはツマラナイという方は是非タイカンして欲しい。
満足している点
新感覚のドライビングプレジャーを味わいたい、パラメーラよりも大容量で快適なポルシェを求める人なら、タイカンがベスト。
不満な点
充電インフラ。ポルシェもターボチャージャーを開発・設置しているがディーラーにとどまっている。またターボチャージャーは専用カードでないと支払いができず、一般的な急速充電カードでは使えないし、その逆もしかり。
デザイン

5

一目でポルシェとわかるエクステリア。触れて納得するポルシェらしいインテリア。美しい曲線美と機能美はポルシェでしか成しえない世界。
走行性能

5

EVで380馬力越えを達成! 音もせずに圧倒的な加速はまるでタイムワープのよう。何より並のEVよりもスムーズな走りには圧倒される。
乗り心地

4

バッテリー積載による低重心化により、すこぶる安定。精密さをかんじさせるステアリングフィール、アクセルフィールはまさにポルシェならではの世界。リアエンジンリアドライブというより、ミッドシップに近い挙動を感じさせる。乗り心地という店ではやや硬め。
積載性

5

荷室はリアとフロントの2箇所に用意。パラメーラよりも荷物が載る!
燃費

4

車載計読みで2.2km/kWh。スポーツドライビングをすると、どうしても電費は悪くなる。
価格

4

1200万円から、という絶対的価格は高いが、ランニングコストを考えると圧倒的に安いと感じてしまう。
栗原 祥光
栗原 祥光
自動車ジャーナリスト
東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
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