プジョー 307CC （カブリオレ） 「307CC指名買いの方へは何も申しません...」のユーザーレビュー

307CC指名買いの方へは何も申しません...

2007.5.20

総評

307CC指名買いの方へは何も申しません。
しかし、なんとなくカブリオレが欲しいという方は他車種も
しっかり検討したほうが良いでしょう。

やはり、なんだかんだハッチバック実用車の307がベースであり、
どうしても「背伸びした感」や「FFなんちゃってスポーツカー風味」
が否めなく、
307はハッチバックやミニバンタイプの実用車のほうが「307らしい」と強く感じました。

※燃費は未計測です。

満足している点

CCの名のとおりボタンひとつでクーペとカブリオレの切替ができること。
以前、幌のカブリオレ車を所有していましたがそれと比較して静粛性と万が一の際の安心感が高く、
切られたりタバコの火種を押し付けられる悪戯をされたことがあったので、その点ハードトップを閉めてしまえばセキュリティー面からも安心感は高いと感じます。
太いサイドシルを見れば解るとおり、屋根の開く車にしてはボディー剛性が高いこと。
硬過ぎず柔らか過ぎず少しストローク長めの良く動くしなやかな脚。
好みの分かれるATですがスロットルだけでのスピードコントロールがとてもしやすく、3速+ODなのでギアレシオも日本には少し不向きで癖のある変速機ですが個人的には好きです。燃費を計測したことがないので正確なことは言えませんがこの変速プログラムだと燃費は悪いでしょう。

不満な点

CC化による安全性の為の重量増とフライバイワイヤの設定が非常に悪く、
スロットルを踏んだときの反応が非常に悪いのでゼロ発進は2テンポぐらい遅れます。
フライバイワイヤでも、もっとまともな車種はいくらでもあるので
後期型でどの程度ブラッシュアップされているかは知りませんが、
まだまだ改善の余地が残されていると感じます。

国産車よりはマシですがドイツ車よりロードインフォメーションの希薄なステアフィール。

高級な車でもないのにレザーシートが標準装備で
スポーティーなエクステリアの割りに座面が高い。
LHD用マスターバックやワイパー、シフトポジションのインジケータ、ボンネットオープナー等
ローカライズの甘い点が目立つこと。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験