日産 スカイラインＧＴ‐Ｒ 「R伝説復活の長兄」のユーザーレビュー

R伝説復活の長兄

2018.3.18

総評

プリンス時代から始まったRの歴史をさらに強力なものとしたR32。その活躍は、語らずとも既知のこと。
とくに、この時代開発に潤沢に予算があり、電気制御のはしりを採り入れ、ECUの採用、先進的なトルクスプリット4WDアテーサETSは、RB26エンジンと組み合わされ、当時無敵であった(と思う。)

R32の存在なくして、後継である33や34、さらには今日の35GT-Rも、存在得なかったでしょう。

バブル期と重なり、当時400万以上する車が4万台以上売れたのは確かな理由があるからでしょう。

満足している点

Rに乗るということ(’-’*)♪

不満な点

乗っていた当時でも、とにかく、古くなってきてるのでいろんな箇所が壊れる。壊れないまでも不具合が起きる(^-^;

デザイン

3

R33、34に比べてボディは引き締まった印象だが、フロント及びリアは柔和な雰囲気を感じる。

走行性能

4

280馬力規制があってもとてもパワフルで乗りやすい。低速トルクがないと言われるが、当時の一般車に比べれば、あると思うし、(今のハイブリッドや大排気量には敵わないが😅)回していけば気にならない。
ボディサイズが５ナンバーサイズということも日本の道には合っている。

乗り心地

2

硬い。マルチリンクサスペンションの構造に問題がある部分もあるが、同じ固さのサスをR33等にいれてもここまでは固くならない。ボディ剛性やサイズによる影響もあると思われる。

積載性

4

ボディサイズが小さめではあるがR33以降のバッテリー積載位置がトランクであることを考えると他のモデルとあまり変わらないか広いと思う。

燃費

2

悪い。リッター5キロ以下は当たり前。

価格

2

2020年現在、よほどの高品質または大事に手入れされてきた車両でない限り不具合は抱えていると考えられる。価格＝程度ではないため購入には慎重さが必要。

故障経験

電装系はとにかく壊れる。いろんな箇所のパッキンが劣化して、漏れも起こりやすい。(他のモデルも年式が進めば、多少の違いはあれど、一緒)
また、オーナーが複数変わっていることが多いので、チューン箇所や整備の頻度、品質等が一定しないことが、年式と相まって不具合を厄介にしている。