日産 スカイライン 「結論からいって、R３４のGTグレードは素晴らしいコストパフォーマンスのクルマです。ターボ車を選べば内装がしょぼいことに腹も立ちましょうが、最安のGTな」のユーザーレビュー

結論からいって、R３４のGTグレードは素晴らしいコストパフォーマンスのクルマです。ターボ車を選べば内装がしょぼいことに腹も立ちましょうが、最安のGTな

2010.11.10

総評

結論からいって、R３４のGTグレードは素晴らしいコストパフォーマンスのクルマです。ターボ車を選べば内装がしょぼいことに腹も立ちましょうが、最安のGTならすべてのバランスが調和した理想のスポーツセダンと言えるのです。GT-V以上ならば足回りが堅くて中高年の我々には少々荷が重いでしょうが、GTならば柔らかめでボディも軽くエンジン回転も軽々。財布にも優しい素晴らしいクルマです。素人から見た場合、最高値グレードとの外観の差はほとんどないし。中高年の方々からは「おっスカイラインだね！」って言われるし。マニアでなくてもスカイラインというネームはバリュー度が今でも想像していた以上に高いんですねえ。「こんなオラでもそんないいクルマに乗っているんだナ」そういった妙な満足感に浸れるのもスカイラインのすごいところなのですね。所有して初めて知りました！GTグレードならば、３万キロ程度しか走っていない内外装ピカピカの中古車が４０万円程度から入手できますよ。（ターボ車ならプラス１００万円必要ですが）

満足している点

なんといっても独特なボディデザイン！４ドアセダンでありながら低く構えたスポーツカーを彷彿させる形。妙なラインや意味のわからない飾りがほとんどないすっきりした面づくり。よく言われるようなカクカクではなく、よく見るとふくよかな面をもつ秀逸な外装デザインです。多少、オーバーハングが長すぎる気もしますが、これも特徴のひとつでしょう。今となってはこんな格好の車は存在しないからです。最近のBMW式の逆Rの、つまりエッジの効いた面作りとは逆のボディ面の作り方なんですね。好みが分かれるかもしれませんが、中年（初老）男性にはこちらのほうがしっくりくるのでは？
RBエンジンの滑らかさは他の方が書かれているとおりです。最も安いGTのエンジンでさえDOHCですからカネはかかっています。パンチはないものの、普段の走行では全くストレスは感じませんし、回転を楽しむタイプのエンジンだと思えば納得です。とにかくなにもかも軽いですよGTは。２５GT以上のグレードに比べて税金と任意保険料が格段に安くてすみますし。中古で買ったらびっくりするほどの極上車がびっくりするような値段で買えちゃったし。

不満な点

内装の貧弱さ。これは２５GT以上を買われた方々から散々に言われています。そりゃそうでしょう。はっきり言って３５０万円の車の内装ではありません。ターボ車を買われた方にはお気の毒としか言いようがないほどひどい。しかし、これをGT（２０００ccの最安グレード）に限って言うと話がかわってくるのです。新車販売当時のGTの車両価格はなんと２００万円を切っていたのです！つまり、R３４とは、高級な軽自動車並のコストで生産されたクルマだったのですね。それから考えると、この価格でボディ剛性高く直６エンジンも静かで滑らか。そちらにコストを向けた結果の内装の出来ということで当たり前の話なのです。あ、結局不満な点はなかったです。今まで１０台以上のクルマを乗り継いできましたが、不満な点がないクルマなんてありませんでした・・・

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験