日産 スカイライン 「DR30からR32GT-SｔそしてR32GT-Rから4度目のスカイラインですが、 あのころに「いい車だけど、ここがもう少し良くなれば・・・」と思って」のユーザーレビュー

DR30からR32GT-SｔそしてR32GT-Rから4度目のスカイラインですが、 あのころに「いい車だけど、ここがもう少し良くなれば・・・」と思って

2010.1.30

総評

DR30からR32GT-SｔそしてR32GT-Rから4度目のスカイラインですが、
あのころに「いい車だけど、ここがもう少し良くなれば・・・」と思っていた部分が全てV36にはあります。スカイラインの基本的な流れを汲みつつ‘本当のGT（グランドツーリングカー）になったなあ‘としみじみ思います。
32GT-Rの後メルセデスの190Eに乗り換えメルセデスのシャーシー性能に驚きあのころ感動した32GT=Rがまだまだ遅れていると思いましたが、今回はあのときのR32GT-Rと190Eのフィーリングが合体した感覚がV36のような気がしました。
個人的な感覚ですが、ルノーが全ての分野の開発においてある程度関与している気がします。（ルノー車も10年乗り継いでいます。）これは過去の日産では創れません。これはトヨタに真似できない外車好きの心に触れる出来のよさです。
大げさかもしれませんが、あの頃のメルセデスのスローガン‘最善か無か？‘を感じさせる高い完成度で永く乗りたい本当の自動車です。やっぱりFRセダンはいいものです。
それよりも凄いことは、この車を見た人が皆、年齢を問わず過去の自分の青春時代を思い出して語りはじめることです。これは他の車ではありえません。皆の精神が若返る稀有な車です。今の時代にこそ必要なファクターそして大切なブランドではないでしょうか？。
私も事実、青春時代を思い出し元気をこの車からもらっています。

満足している点

エンジンよりシャーシーが速いので安全運転になる。
そして疲れない。いつまでも運転していたい車です。
エンジン音は澄んでいてV6のなかではかなりいい音質になった。
レスポンスもよいほうではないかと思う。
スタイリングがどれにも似てなく存在感と艶（色気）があり所有する満足度が高い。（但しカラーリングによる）
すべてが高い完成度で何も弄る必要がないところ。
給排気がアフターパーツを使っているような感触である。
燃費はだんだんとよくなってこの前に乗っていたCL9アコードと変わらない街乗り９キロから１０キロになりつつあります。マルチシリンダーでは良いほうではないでしょうか？。
とにかく五感に響く良さです。

不満な点

純正タイヤ（トーヨー）の乗り味（個人差はかなりあると思う）が
もう少しあたりが柔らかければと惜しまれる。ダンパーの減衰と若干マッチングしていない。（０９モデル以降はダンパーがUS用ではなくEU用なので良いと思われる。）
但し、これは街乗りで路面が悪い場合のみである。他ではとてもしなやかに感じます。
５ATがレスポンス重視で若干ローギアード気味なところ。
（７ATは改善されているようです。）
スタイリングの関係上、乗り慣れるまで車両感覚がつかみにくい。（実際のサイズ以上に大きく感じる為）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験