中古で購入
前車現行エスティマハイブリットを仕事でも使っていたので3年約13万キロ走りましたが、仕事で車が必要無くなったため手放して以前のように仕事で
2012.2.11
- 総評
- 中古で購入
前車現行エスティマハイブリットを仕事でも使っていたので3年約13万キロ走りましたが、仕事で車が必要無くなったため手放して以前のように仕事で使うことも無いので今回は趣味としてドライブを楽しめる車で有る程度実用性も考慮して、今回は中古でセダンを検討した結果前から一度乗ってみたかったV36スカイラインに絞って探し350GTタイプSPを購入しました。
いろいろと批評が多くスカイラインらしくないと言われるV35以降の新世代スカイラインの2世代目ですが、乗ってみると十分スカイラインらしい車だと思います。
確かにエンジンは伝統の直6からV6に代わり内外装も従来のスポーツ志向からラグジュアリー志向になりましたが、BMWでも伝統の直6のラインナップが無くなりつつ有るのでこれも時代の流れでしょう、本来スカイラインは55年前のデビュー時のコンセプトはスポーツカーの性能を持ちながら乗員全員が快適に移動できる車だったはず、それがいつのまにかGT-Rのイメージが先行しスカイライン=スポーツカーの様な呪縛に縛られて逆に方向性を見失っていたのでは無いかと勝手に思っています、そう言う意味ではこの車は基本コンセプトは昔と何も変わらず今の時代のスカイラインの名に相応しい車だと思います。
- 満足している点
- やはり運転するのが楽しい(積極的にドライブコースに山道を走りたくなるハンドリングと常識の範囲の速度での高速直進安定性は今までの車では味わえませんでした)
かっこいいデザイン。
有り余るエンジンのパワー。
一昔前の日産では考えられない質感の高い内装(グローブボックスの中まで植毛仕上げになっていて最近ではこの車に限らずトヨタより内装が良いように思う)
タイプSPなので装備が良くさらに中古での購入ですので前オーナーの拘りなのか本木目フィニッシャー、レーダークルーズ、BOSEサウンド、HDDナビ、AFS、ビルトイン型ETC車載機等のオプションが多数付いていた(標準の本アルミフィニッシャーでも良いですが、黒本革シートに茶色の木目は古典的ですが非常に高級感があり国産他メーカーのアルミ調、木目調プラスチックと違いこのクラスで本木目、本アルミを使っている所が良い)
必要無いと思っていたパドルシフトも山道の特に下りでは瞬時にシフトダウンできるので便利です。
踏み込んだ時のエンジン音が良い。
3.5リッターの割には燃費が良い。
山道や50~60キロの中速域以上で走るとしなやかで安定した走りをする足回り。
新車ではそこそこの値段しますが中古では現行モデルでも前期で有ればコンパクトカー程度の値段でお買い得。
リヤシートもリクライニングするなど快適で実用レベルの広さが有りトランクも十分広い。
- 不満な点
- 特に気になるところは今の所無くあえて言えば長所でも書いているので矛盾しますが、低速域での乗り心地の悪さ(タイプS、SPのみで他のグレードはそんなこと無いと思います)
発進時や低速走行時でギクシャクするアクセル。
3.5リッターの割には燃費が良いとは言えもう少し走ってほしい(トヨタの3.5リッターの方が燃費が良い)
5年落ちとはいえ当時トヨタは6速ATなのに5速AT(走行面では十分ですが燃費面で不利、後期の7速ATが羨ましい)
せっかく内装の質感も良くなったのに一部素材や塗装が悪い(ハンドルのスイッチ周り、パワーウインドのスイッチ周りなどまるでスクラッチカードのスクラッチを剥がすみたいにちょっと擦っただけで色が剥げる)
センターコンソールは本木目なのになぜかドアトリムは木目調の印刷をした紙みたいなのを貼っているだけで、古くなると浮いたり剥がれたりする(破れたりはしないのでもう一度接着剤で貼れば済みますがやはり日産車少し詰めが甘い様な)
等などいろいろ書きましたがそんな気になるような所も無く従来のスカイラインと違って趣味でドライブなどは勿論冠婚葬祭からビジネスまでオールマイティで使える車だと思いますので車好きで有れば新車価格は安くはないですが中古なら値段も安くなっているので一度乗ってみる価値は十分有ると思います。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験