日産 スカイライン 「中年には中古の２０００ＧＴがお奨め！ この車は中年のための「お気楽スポーツカー」です。たとえドアが４枚あってもマークⅡ（X）のような万能セダンではあり」のユーザーレビュー

中年には中古の２０００ＧＴがお奨め！ この車は中年のための「お気楽スポーツカー」です。たとえドアが４枚あってもマークⅡ（X）のような万能セダンではあり

2010.11.3

総評

中年には中古の２０００ＧＴがお奨め！
この車は中年のための「お気楽スポーツカー」です。たとえドアが４枚あってもマークⅡ（X）のような万能セダンではありません。乗り心地がティアナより少し堅めで、かといってシビックtypeRほどガチガチではない。速さや競争性能はGT-Rが担当するのでGTは「肩の力の抜けたスポーツカー」でいいのです。この車の素晴らしさを本当に味わえるのは、様々な車を乗り継いだ人だと思います。外国みたいに子供の手が離れた夫婦が乗ればいいスポーツカーの一つかと。加速も中年には丁度いい塩梅ですよ２０００ｃｃは。直６の滑らかさで音もよし、パンチはないけれど回転を楽しむタイプのエンジンですね。ホンダビートのような味です。ＧＴは足回りも適度に引き締まっていて「固い」というより「信頼性が高い」といった感じで快適。それでいて安くていいタマが買えます。総合的にみて現時点ではＧＴはお奨めですよ～！ターボグレードもいいけれど、驚くほど高い値札がついていますから。

満足している点

外装デザインが独特の存在感を醸し出している点。オーバーハングが長すぎるところも他の車とちがっていて愛着が湧く原因。BMWを目指していないのがよい。世界のどの車も真似ていない。R32がそうだった。古くさいという人もいますが、３５以降のボディデザインが他の車と同じようなカプセル型になっていることから考えても３４は「独特な」感じがする素敵なデザインですよ。角カクしてるから好きという人もいますが、３４は少しもペキペキじゃないし（トラッドサニーやR31はまさにペキペキですが）よく見るとドアパネルはパツンと張った女性的なデザインですよ。角だから古くさいというのは車のデザインがよくわかっていない人の戯言。車歴３０年乗り継いだ車が１４台の私が言うのだから間違いないです。今だからこそ目立つ”いぶし銀”的なスタイルです。（ただしエアロ無しに限る）

不満な点

内装がショボイという意見も多いですが、内装デザインが恐ろしく簡素で華がないのもスポーツカーだから許されます。スパルタンさを演出するために、メッキパーツなども敢えて排除したんですよ。反面、ボディは想像以上にがっしりしていて、見えない部分にカネがつぎ込まれていることを感じます。最も安いGTでさえ設計者が意図したそれを味わえるのです。
さてみなさんは素のGTの価格を知っていますか？後期５MTならばなんと２００万円を切っているのです！つまり軽自動車並の値段で造られたスカイラインなんですよ３４は。（内装の基本はGT-Rでも同じ）ということは、この内装に対して最もコストパフォーマンスを感じるグレードが２０００ccのGTだということです。以上のことが理解されていればGTグレードに限っては短所なんてあるわけないでしょう。もちろん、これが３６ならば「高級スポーツサルーン」ということで室内が広くて豪華であることが追求されるのは当然です。今中古車でGTや２５GTを買えば程度極上で少走行車がウソのような値段で手に入ります。私もそうしました。車歴３０年にして初めて至福を与えてくれる車に出会えました。結論：そんな素晴らしい車にいったいどんな短所があるってんだ？

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験