日産 スカイライン 「R32オーテックパージョンはマニア向け 約10年程乗り手放しましたが、手直し次第ではかなり良き車になります。 その分、走り好きな方はノーマルで物足りな」のユーザーレビュー

R32オーテックパージョンはマニア向け 約10年程乗り手放しましたが、手直し次第ではかなり良き車になります。 その分、走り好きな方はノーマルで物足りな

2012.1.19

総評

R32オーテックパージョンはマニア向け
約10年程乗り手放しましたが、手直し次第ではかなり良き車になります。
その分、走り好きな方はノーマルで物足りなくなる可能性大です。お金がかかる覚悟が必要です。
その分いじる楽しみは十分に味わえると思います。GT-Rと共通している部品も多く、足回り関係は普通に使えます。ただエンジンは同じRB26でGT-Rと同じですがNAですので、使える部品は限られてくるはずです。アフターパーツも少なく、マフラーのラインナップは0社ですので、RB25が載っているGTS25用のマフラーを付けたり流用は可能です。
これから購入を考えている方は、車両を良く吟味して楽しんで欲しいと思います。

満足している点

何より台数が少ないので、ある意味優越に浸れます。私も10年程乗りましたが、すれ違いは0台でした(笑)見かけたことは２台ありますが・・・。
何より取り回しの良い５ナンバーサイズ、私はR32シリーズをオーテック含め３台乗り継いだ感想を述べたいと思います(GTS-t・GT-R)
さすがバブル絶世期と言える内装の質感は良い感じです、エクセーヌ生地の内装はGT-R同様の処置、オーテック専用ホイール・ステアリング・フロントバンパー(右下に特殊塗装によるオーテックのエンブレムを施している)・専用色・外観からでもRB26が載っているのが判る専用エンブレム等、内外装において惜しみなく専用部品を投入。エンジンも唯一のRB26のNAと言う拘り、他のRBのNAにない６連スロットル・専用タコ足・正に大人のスカイラインの志向を目指した桜井氏の意気込みを感じる仕上がりとなっています。
かなり高回転型に作られている為、RBとしては独特のNAサウンドをかもち出します。
走りに関しても、とても走りやすくノーマルの足は硬すぎず柔らかすぎずといった微妙な硬さに仕上がっています。

不満な点

私が感じだ中で一番は、燃費が悪すぎです。普段で6・街中で4.5と今では考えられない燃費数値です。何より車重がR32 GT-R標準車と同重量だと言うこと。GT-Rと大した燃費の差がないのも不満です。
ATしか設定がないのですが、このATは全く上が伸びないので、NAのおいしい部分が生かされない。そして出足の悪さはそこらの車に普通に負けます。やはり4駆のせいで重い(はっきり言っていらない)私はこれらを解消すべくMTに載せ換えました。これにより、出足及び加速の伸び等がATでは味わえない部分が解放されました。
後はボディの剛性の低さです。こちらは普通のR32セダンと変わりませんので、GT-Rと比較すると赤子同然です。年式の古さもあり、これから買おうとしている方はボディ全体の剛性を考えた方がよろしいかと思います。走りに関してはR32特有のオーバーステア気味が特徴です。足回りは乗りながら自分なりに調整した方がいいかと思います。
最後になりますが、速い車が良いと思われる方にはお勧めしません。カタログスペックこそ220ps出ていますが、今の車に負けるのは必至です。この車はあくまでも、この車を楽しむというステータスにあります。(因みに私はフル加速で2代目プリウスに負けました)後、4ドア全部に共通に言えますが、居住空間は狭いです。一番狭いのはトランクです、はっきり言って使えません。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験