とっても良い車です!
外観のデザインは、今でも素晴らしいと思います。私の周りの反応はそうでもないみたいですが・・・やはり日本人には理解されにくいのかも
2012.11.8
- 総評
- とっても良い車です!
外観のデザインは、今でも素晴らしいと思います。私の周りの反応はそうでもないみたいですが・・・やはり日本人には理解されにくいのかもしれません。
実際、Youtubeで「プリメーラ」と検索すると、日本人で動画を公開している人がとても少ないことにすぐに気が付きます。しかし同時に、海外の方々がとても多く公開されているので、世界で通用するデザインなんだろうということにも気が付きます。ドイツのレッド・ドット・デザイン賞など数々のデザイン賞を受賞しているから、外観デザインは玄人好みなのだという印象です。
ただ、個人的には外観以上に内装デザインが好きで、未来的なデザインは今でも健在です。内装の安っぽさを挙げる方もいらっしゃいますが、これは200~250万円程度の価格帯クラスのクルマで、このクルマがどこにお金を掛けているかということを考えると充分納得できると思います。それが例えば、トヨタのプレミオ/アリオンは内装にお金を掛けていて、プリメーラの場合はサスペンションやシートなどにお金を掛けているということで、これはユーザー側が自分のニーズに合ったものを選択すれば良いだけだと思っています。
- 満足している点
- ◆スタイル・内装
私が幼い頃に思い描いていた、未来のクルマがそのまま形になったようなデザインです。
◆ボディカラー
このクルマの白色って見たことありません。シルバー、ガンメタ、ゴールドなどはとても美しく思います。こんなところも日本では受けずに海外で受け入れられた要因かもしれません。
◆燃費
これは当初、全く期待していませんでしたが、市街地走行で10km、高速道路走行で15kmくらいはマークします。見た目の大きさに比べて、比較的重量が軽い(1290Kg)ということもあるのでしょうが、これは良い意味で意外でした。
◆乗り心地
柔らか過ぎず、適度に硬い乗り心地。高速道路では、かなり快適に過ごせます。
◆ステアリング(ハンドル)
これも当初、デザインが何だか野暮ったく、好きではなかったのですが、自ら運転していると、なるほど使いやすいと思えてきて、後から、その良さが分かってくるというタイプのステアリングでした。
◆全体的なタッチ
ウィンカーやワイパー、それにドアハンドルなど、全体的なタッチが良いと思います。
- 不満な点
- 当時のメディア情報では、ハンドリングが良いという内容が多く、個人的にはそれを期待していましたが、思ったほど(期待したほど)ではなくて、この点では少しガッカリしました。確かにサスペンションのポテンシャルは上がってはいると思うのですが、高速道路や山道で、あまり飛ばそうという気になるクルマではございません。
◆アイドリング時の振動
私だけかもしれませんが、信号待ちで停まると、昔のFF車のような振動がございます。調べると、どうやらCVTが原因みたいで、「D」レンジに入れたままだと現象が起こるみたいで、「N」レンジにすると治まります。これはマイナスポイントです。
◆運転感覚
どちらかというと、セダンを運転しているというより、ミニバンを運転している感覚に近いものがあります。ヒラヒラッと車線変更するような気を起こさせません。車線変更をするにも、何となくワンテンポ遅れるような感覚です。
◆強風時
湾岸線などを走っていると、横風の影響をモロに受けてしまいます。こんなところも、ミニバンっぽいかなぁ~
◆立て付け
私のクルマは納車して最初のドライブで、右下のフォグランプが収まるカバーが抜け落ちてしまいました。こんなことで、このクルマの評価を落としたくありませんが、それにしても現代のクルマにしてはありえない・・・
- デザイン
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