日産 グロリア 「まず2500ccに言える事は、燃費を期待...」のユーザーレビュー

まず2500ccに言える事は、燃費を期待...

2005.4.5

総評

まず2500ccに言える事は、燃費を期待しない方が良いです。
その辺の車よりも早く、高速でもガンガン飛ばす人は素直にターボモデルを選択した方が良いと思います。
2500ccはあくまで実用範囲内のパワーです。
こちらのレポートを参考にする限り、排気量差の燃費は大幅に変わることは無いように思います。
巷で言われる通り、純正ナビは駄目のようですね。
私の場合は、以前の車で使用していた社外のDVDナビを乗せ換えました。
参考になれば幸いですが、ダッシュボードの上にモニターを付けるのはお勧めしません。
仮止めして走行しましたが、左前方の視界が恐ろしく悪くなります。
エアコンの噴出し口に取り付ける基台がお勧めです。
タクシーなどでよく見かけますが、助手席側のグローブボックスのすぐ上にも取り付け可能のようですね。
この場合、エアバッグとは干渉しないのでしょうか？
総合的に、このクルマにはとても満足しています。

満足している点

私は20代後半で、そこそこの高級感を味わえるミドル級セダンを探しており、マークⅡやチェイサー（ツアラー系）、ローレルなどと迷った結果、グロリアを選択しました。
ちなみに以前はP10系のプリメーラに乗っていました。
購入したのは、Y34グロリアとしてはエントリー向けのグレードで、VQの2500ccで4AT。
TCSやVDC、クルーズコントロール等のドライビング補助装置もなく、ABSとエアバッグ、CDチェンジャーと本皮シートといったシンプルな構成です。
その為、ディーラー系の中古車店にて、120万程で購入できました。

エンジン系からのインプレですが、実用的な範囲では2500ccで十分だと感じました。
またアクセルに対するATの反応がよく、発進からの加速中、自分が加速したいアクセル開度を与えれば、低いギアでちゃんと引っ張ってくれます。
これはMTに乗っている方だと感じやすいと思いますが、多くのATは次々に高いギアへ入ってしまい、結局トルコンのスリップで加速することが多いです。
またアクセルを抜いても回転が落ちず、エンジンブレーキがかかるのも良いです。
ただしギアが3速以降入っているときで、30km/h以下になると解除されますが、実用の範囲で効かせるという意味合いでしょう。
特に不自由はしていません。
総合して言うと、エンジンはあくまでも実用範囲内のパワーとトルクを持ち、ATはそれを引き出す為に正確なシフトチェンジをしてくれているということです。
本皮シートはとても高級感があり、これも正解でした。

不満な点

走行性能ですが、乗り心地自体は少し硬めで、突き上げは割りと感じます。
ショックは一般的な高級車の味付けと似た傾向で、大きくストロークして、ロールも大きいです。
ただワインディングでの限界はそれ程低くはありません。
車の動きとしては初期のアンダーステアが強いですが、荷重移動をしてコーナーをターンインしていくとリアにもしっかり荷重が乗っていき、意外と粘ります。
高速道路での安心感にはがっかりしました。
足がフワフワして直進安定性に乏しく、パワステも軽いので落ち着きません。
おまけに路面からの情報があまり感じられず、接地感も薄く、高速は特に怖いです。
このあたりは3000ccとの違いでしょうか。
またATの変速ショックに、今までにない違和感を覚えました。
上手く説明できませんが、特性のようなので慣れましたが。
燃費は悪いです。
行動エリアは東京の郊外ですが、渋滞も多く、ストップ＆ゴーのくり返しです。
ちょい乗りだと6km/L。
高速を大人しく走ると11km/L。
旅行で高速と山道を使ったときは9km/Lです。
実用燃費との兼合いで2500ccを選びましたが、3000ccとあまり変わらないのであればそちらにするべきでしたね。
また社外オーディオに交換できないのも悲しいですね。
音質的にはそれ程悪くありません。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験