日産 フーガハイブリッド のみんなの質問

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四輪操舵(4WS)について、質問があります。

バブル初期に鳴り物入りとして登場した4WS車ですが、その後は普及・発展することはなく、徐々に廃れて行きました。

メリットよりデメリットの

方が多かったのでしょうか?

『実際に4WS車を所有されていた方』『運転経験のある方』『周囲で所有していた人がいた』の情報を、お待ちしております。
(それ以外の方々のご意見は、ご遠慮申し上げます)

よろしくお願い致します。

補足

プレリュードやソアラなど、ハイスペック車に採用されていましたが、スポーツ走行に寄与しなかったのでしょうか?(ランエボのAYCのように)

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ベストアンサーに選ばれた回答

日産のHICAS搭載車に乗っていました。
他社の後輪操舵と違って。唯一操縦安定性を高めるための装置でした。

他社の回頭性を高める4WSは、他の回答者様がおっしゃるように後輪の切れ角をある程度多めに取ることで最小回転半径を小さくする目的があだとなりバック駐車などで違和感を強く感じましたね。
HICAS系の後輪操舵のメリットは操縦安定性が高くなります。
つまり、普通の領域ではスピンなどが起こりにくくなります。また、高速レーンチェンジでもふらつきが無くなります。
デメリットは高価になることと、スピン領域までもっていくとコントロール性が返って悪化することです。
実際、R32スカイラインでコーナリング中にテールスライドして、カウンターステアをすると後輪逆位相のせいで一気にスピンモードになりました。

ちなみに一時的に廃れたのは、シャシー性能やタイヤ性能が上がって、HICASに頼らなくても十分に安定性が高まったことが理由です。
しかし、昨今の高級車で再び採用されています。
車両価格に対してシステムの価格が十分に小さいこと、車体が大型化してレスポンスが鈍くなっているのを補うため、何より日産HICASの特許が切れたことで同様の制御理論が使えるようになったことです。

本家の日産では4輪アクティブステアと名称を変えてフーガやスカイラインに搭載されていますし、トヨタがレクサス車を対象にLDHとして後輪アクティブステアを採用しています。
海外ではBMWのインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングが代表例ですね。確かポルシェも同じような機構を採用していたかと。

質問者からのお礼コメント

2018.2.28 20:23

laurel_clubrさん、詳細な解説をありがとうございました。

ご体験からくる貴重な情報は、非常に分かりやすいと思いました。

BAとさせて頂きます。

その他の回答 (5件)

  • 平成3~4年頃にスカイラインパサージュGTツインカム24のハイキャスに乗ってました。何しろ30年近く前のことですから記憶が薄れてきていますが、前進するときには特に違和感も感じなかったような、それだけ良くできていたのでしょう。唯一4WSだと感じたのがUターンする時でした。それまではクラウンやクレスタだと切り返ししないといけなかった交差点でのUターンがスカイラインでは切り返しなしでUターンできましたから。

    回答の画像
  • 今またポルシェ等が採用し初めてます。

    昔のは話題性だけで本気度が足らなかった。

    ランエボは後輪に舵角は付かないので4WSとは言いにくいですが、成功してます。

    スーパー耐久などのレースにもメーカー開発陣が付きっきりで大量のデータを集め、ドライバーに違和感のないアルゴリズムを作りあげたお陰です。

    機械的な事よりもアルゴリズム(プログラム)が中途半端で消えて行ったのだとおもう。

    ランエボも7は鈴鹿のS字最後をスライド気味に踏んでくと、あり得ない挙動で振られました。

    ランエボ9の頃には全く違和感ない挙動になり、ミスしてカウンター当てる時も綺麗に立ち直ります。なので信頼して踏んでいけます。

    不安があるとスポーツ走行で踏んでいけないので、昔のはその辺の信頼感が得られなかったからすたれたのだと思う。

  • R32のハイキャスは正直意識しませんでした。
    キャンセルしてみれば違いが分かったんでしょうが、したことなかったんで。
    「意識しない」という部分を「よく出来ている」と取るかは捉え方次第なんでしょうが、次に乗り換えたE36 BMW3でも特に何とも思わなかったです。
    以来私にとっては「無くてもいいデバイス」になりました。
    後に残るのは価格の上昇と故障要因の増加というデメリットだけ。

  • マーケテング理論の最大の穴を示した例として、度々取り上げられる4WSの失敗。

    マツダのセンティアを一時所有していました。
    頭やお尻の角が綺麗に面取りや絞られている事もあり、小回り性能が驚異的。
    上下一車線づつの対面二車線道路でも、バス停や駐車場入り口等の、頭を振れるプラス幅、言うなれば「2.5車線」あれば一発Uターンが可能。
    免許取り立てで苦労していた時期に、中古とはいえ大型セダン…………でありながら、運転超楽チン!!

    けど、その為だけにお金をかけるかなあ…………。
    ベテランドライバーなら、小回りは求めないでしょう。
    その車を買う以前に似たようなカテゴリー車を乗り回し、それに懲りてない人々だから。
    また、慣れているが故にバック駐車時の後輪の巻き込みも怖いと感じるはず。

    スポーツタイプだと、マルチリンク系の強化ブッシュ等、簡易的な4WSとも言える機構を殺す方向に金をかけていた走り屋さんが多かった。
    感覚的に不自然だとか。

  • 4WS装備のプレリュード(リトラ)に乗っていましたが、リアタイヤがパンクしているような感覚に最後まで馴染めませんでした。

    いちばん困ったのがバック駐車や縦列駐車です。何度やっても狙った位置に停まらない。プレリュードは機械式4WSだからバックでも後輪が動くんです。こっちがハンドル切ってるんだから勝手に後輪動かすんじゃねえよ!と思ったものです。

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