純正触媒加工と社外品のメタルキャタライザーの比較

Question

私の25フーガにはメタルキャタライザーが社外品で売ってないので流用になり取り付けできても排ガスレポートがなく車検に通らないとの話も頂き加工の依頼しましたが聞いた値段と料金が倍違うのが今悩み始めてます。

またメタルキャタライザーは割れることもあるからと加工を進められました。

ただ純正触媒を加工してセラミックをくりぬくのと、社外品のメタルキャタライザーは何が違うんでしょうか？メタルキャタライザーは純正よりセル数が少なく抜けもよくなり良いと聞きますが、セラミックを全てくりぬいてしまうとセル数とやらは０って事になるんですかね？

性能と言うか機能的にはメタルキャタライザーと純正触媒加工を比べた場合どちらが良いのでしょうか？

Answer 1

性能と言っても何の性能を比較するかで違います。

排ガスのクリーン度を比較するなら純正品が勝ってます。
しかし排ガスをクリーンにするためには触媒を詰めておく必要があり排気の抜けが悪くなります。
排ガスが詰まるとパワーを抑えられる形になってしまいます。

いわゆるメタルキャタライザーはその触媒の詰め具合を低くして抜けを良くしつつ
材質を見直すなどして触媒としての役割を保つように作られています。

メタルキャタライザーのメーカーは作った触媒を公的機関にテストしてもらい、排ガスのクリーン性能を証明したものだけが車検対応として販売してます。
なので、社外品の触媒はその証明書が無いと車検を通すことはできません。

以前乗っていた車（シルビアQ's）でスポーツ触媒を入れたことがあります。
低回転のトルクは細くなり、中～高回転にパワーバンドが移った感じでした。
上まで回すのが楽しくなりましたよ。

＞セラミックを全てくりぬいてしまうとセル数とやらは０って事になるんですかね？
そうですね。
全てくり抜くとセル数は０になり、いわゆる「触媒ストレート」という状態になります。
ただの筒になり触媒としての機能は全くなり、違法改造状態ですよ。
証明書があってもノーマルの触媒であっても排ガス検査されれば一発でバレます。
そもそも排ガスが臭いのでガス検査されなくてもバレるでしょう。