日産 ブルーバード 「ブルーバード。今となっては地味なオッサン...」のユーザーレビュー

ブルーバード。今となっては地味なオッサン...

2005.11.16

総評

ブルーバード。今となっては地味なオッサン車となってしまった感がありますね…私が物心ついた頃(610･810型)や小学校低学年の頃(910型)は日産を代表する、日本を代表するセダンだったのですが…
このブル(Ｕ14)は車検点検時の代車として過去に５回程乗りました。今となっては貴重な５ナンバーサイズに角ばったスタイルのお陰で車両感覚が掴みやすく死角も少なかったので私的には本当に運転のしやすい車でした。室内空間も大人４人が快適に過ごせるスペースを備えてありトランクルームも充分な広さ(引っ越しにも活用)そして必要充分な動力性能にしっかりとした操縦性、セダンの理想形があったと思います。『ＳＳＳ』系ではなかったですが走りもキビキビしたものでした。
ＳＲ型エンジンも世間の評価は低いですが吹けが良く高回転までよく回りハンドリングと相まり走りは全く不満はなかったです。過剰な性能ではなく等身大の性能でここまでしっかり走ってくれれば満足ですね。エンジンフィールやノイズもよく最悪と酷評されますが私レベルにしてみればフィールも気にならずノイズも直４らしいと思います。(過去にＵ12型の1.8(ＳＲ18Ｄｉ)を所有していましたが本当にグッドなエンジンだと思います！)
特筆して目立つ箇所は無いですが逆に欠点も見当たらないと思います。悪く言えば個性が無い…というのでしょうが…そのせいか、近年はめっきり目立たない存在となってしまいました…若者が好んでブルに乗るという事は殆ど無いかと…過去の栄光を知っている団魂世代の方々などがネームバリューやイメージで乗っているケースが殆どかと思います…ですがその安心感というのはやはり偉大だと思います。現行(ブルーバード･シルフィ含)モデルまで一貫して５ナンバーボディに拘った日本土着に適した車造り(古い考えと思われるでしょうがやはり日本に於いて５ナンバーボディの安心感は必要不可欠だと思います)そして老若男女を問わない運転のしやすさ、と言うのはブルーバードならではの美点だと思います。
次期シルフィも車名は変わらず『ブルーバード･シルフィ』との事で『ブルーバード』のビッグネームの消滅は免れ一人のブルーバード・ファンとしては安心しています。欲を言えばいつの日か『ＳＳＳ』の復活を願っています！日産さん！！
因みにこの代車Ｕ14ブルは２年程前よりＫ12マーチへと変わりま

満足している点

○スタイル、セダン本来の角ばったボディデザインは良い感じですね。フロント、サイド、リヤとどこから見ても安心感のあるデザインです。
特にリヤはトランクリッド部にエッジも効いており台形型のテールランプと相まり真後ろから見ると安定感があって渋いですね。当時は演歌臭い、色気の無いつまらないスタイル等の酷評もありましたが今となっては新鮮に映ります！５ナンバー＋角ばりのスタイルは車両感覚が掴みやすかったです。
○インテリアも曲線が上手くミックスされデザイされており落ち着きます。質感も充分(ライバル車だったｺﾛﾅ･ﾌﾟﾚﾐｵよりも質感は感じられます)でメーター類の視認性も良好、室内空間も申し分ないです。
○何気に広いトランクルーム(トランクスルー機構も便利です)
○日産の傑作、ＳＲ型エンジン！実績も十分に持つこのエンジン世間の評価は低いですが私は直４エンジンの中では一番好きです。どのステージ(市街地､高速道､山岳路…)に於いても必要にして充分な性能(125ps)を持ち得ており全く不満の無い走りをしてくれます。このブルは1.8でしたが吹けが良く高回転まで元気に回ってくれてアクセルを踏み込めば意外に鋭い加速を見せてくれます。良く言われるエンジンフィールの悪さやノイズも気になりません。むしろ直４エンジンらしいと思います。
○『ＳＳＳ』では無かったですがハンドリングもキビキビしています。
○ブレーキもしっかり効きます。
○５ナンバーボディですが高速走行時の直進安定性も素晴らしいです。
○燃費も市街地９ｷﾛ、高速11キロでした。

不満な点

●特には感じなかったですがオーディオ系が装備されていませんでした(AM/FMラジオのみ)聴きたい音楽が聴けなかったことですかね…
贅沢な不満ですが…

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験