光岡 オロチ 「ギミックカー！！ スーパーカー世代の私のとってはコンセプト発表時から気になる車には違いありませんでした。車好きにとって、車は高価なおもちゃであると同時」のユーザーレビュー

ギミックカー！！ スーパーカー世代の私のとってはコンセプト発表時から気になる車には違いありませんでした。車好きにとって、車は高価なおもちゃであると同時

2009.9.28

総評

ギミックカー！！
スーパーカー世代の私のとってはコンセプト発表時から気になる車には違いありませんでした。車好きにとって、車は高価なおもちゃであると同時に所有欲を満足させてくれる癒しに近い側面もあると思っています。スーパーカーにも色々あり、このような癒しを与えてくれるものもだめなものもありますが、この差は端的にいって真剣に作られた本物の車かどうかに尽きるのではないでしょうか。このような面からオロチをみると、がっかりどころか最悪の車に思えます。エンジンのパワーがないこと、最新の電子武装がされていないことなどは許せます。真剣に作りだされてさえいるならば…。しかし外見のみ重視し空力特性、軽量化や剛性など車の基本を無視したボディー、数々のギミックに満ちた偽物志向、寄せ集めのパーツで固めた内装、この車にオーラはなく所有することが恥ずかしくなります。

満足している点

ほとんどありません。もちろんボディーデザインは斬新で目立ちますがただそれだけです。内装の配色、ステッチの色は何とか雰囲気があり良いかもしれません（質感は良くありませんが）。

不満な点

非常に多いので、特に気になる点に絞ります。
①エンジンパワー・足回りセッティング、ボディー剛性、皆さん書かれているようにまったく話になりません。全体のバランスも考えられていないため、無理すると危険を感じます。もっともエンジンパワーの低さが幸いして、このような危険な状態には滅多になりませんが。
②ボディーのギミック。ボンネット・リアエンジンフード・リアパネルにエアダクト風に見える数々のメッシュがありますが、すべてダミー。一部はシールです。AMG SLにも乗っていますが、どんな部分にも意味がありダミーなど考えられません。
③見切りの悪さに対しバックカメラ以外のパークアシストがなく、とり回しは極めて神経を使う。
④国産普通車と変わらない普通の内装・装備。スパルタンでも豪華でもなく感動がない。
⑤なんということのない普通のホイル。
⑥リアエンジンフードの安っぽく頼りないロッド。
⑦きれいに傷の修復がしにくいFRPボディー。にもかかわらず有効な軽量化ができていない。
⑧これで１０００万カー。しかも販売店がなぜか強気。この内容なら冗談で購入するとしてせいぜい４００万位が精いっぱいでしょうか。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験