光岡 オロチ 「乗りました 乗りました、と言うより「乗せてもらいました」。 車関係のイベントで、だいたい５～６ｋｍぐらい、紅葉が綺麗な広い峠道を運転させてもらいました」のユーザーレビュー

乗りました 乗りました、と言うより「乗せてもらいました」。 車関係のイベントで、だいたい５～６ｋｍぐらい、紅葉が綺麗な広い峠道を運転させてもらいました

2008.11.12

総評

乗りました
乗りました、と言うより「乗せてもらいました」。
車関係のイベントで、だいたい５～６ｋｍぐらい、紅葉が綺麗な広い峠道を運転させてもらいました。
　なかなかイイですね。何と言うか「夢があります」。目立つのは当然、その存在がまさに「古き良き日のスーパーカー」って感じです。
　この車は独特の「存在感」を楽しみ、味わうための車だと思いました。視界が悪くて当然、加速もイマイチ、でもその外見から見て取れる「気高い雰囲気」に１０００万円近い価値があるのだと思います。
　正直、この車のオーナーさんも「特別、早い車ではないが、他のメーカーには真似できない独特の存在感があるのダヨ」とかナントカ言ってました。所有して初めて理解できる、特別な満足感があるのかも。

満足している点

長所、それは当然見たまんまです。その名に恥じない外観は、三千世界のどのメーカーの車にも似ていません。愛嬌の「ア」の字も無いその面構えは、好きになれない人も多いと思いますが、その場の空気が変わるぐらい目立つのです。
　内装の雰囲気も良く出来ていて、低い車高から見る景色はまるで別世界、「その気」にさせてくれます。いかにも「高級な車に乗っている感」があります。GT-RやNSXとはベクトルが違う「スーパーカー」なのです。見ただけで、そして運転するだけで感動できる車など、今の国産車にはとても少ないと思います。

不満な点

「低い車高から見る景色はまるで別世界」ですが、当然慣れが必要です。
「デザイン優先の視界の悪さ」と相成って、かなり運転しずらいのは事実です。
この車は、「休みの日にドライブに出かける車」、もしくは「夜の繁華街をオーラ出しまくりで練り歩く車」であって、「通勤」は無論、「峠をガンガン攻めるタイプ」でも無なく、「高速道路をサーキットに見立て、遅いトラックはシケイン扱いする車」でもありません。
勘違いすると、ガードレールと情熱的なキスをすることになります。実際、峠道を少し運転しただけでも、なんだかバランスの悪い車だと感じました。書くまでも無く、常に安全運転が基本です。
かなり目立つことも長所であり短所でしょう。運転する時は常に見られていることを意識しなくてはなりません。チョイ悪な衣装に着替えて、髪もビシッとキメましょう。鼻をほじりながら、上下ともジャージでコンビニへ行く、などという行為は、オロチ様に大変失礼にあたるのでやめましょう。そういった車でもありませんし。
言うまでも無く荷物はつめません。若干のスペースはありますがホントに若干です。大蛇に乗って買物や旅に出るのは少し無理があります。そういった車でもありませんし。
購入費もやたら高いですが、燃費を含めた意味での維持費もかかるようです。
購入を考えている方は、資金力はもちろんのこと、燃費などの細かい話は気にしない、広いキモチと、ミツオカの心意気を理解する、ココロガマエが必要になってきます。
　なんにせよ最初にコレを見た時の感動は、何事に置き換えても書きようが無く、日本にもこんな車を造るメーカーがまだあったのかと、衝撃的ですらありました。
オロチに関しては様々な評価があるようですが、一度は所有してみたい車ですし、少しずつ改良を加えて、末永く販売して欲しい車だと思いました。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験