レカロシート+GDIターボ
憧れの「純正レカロシート」と「ターボ」が付いて、ワゴンボディなのに250万を切る新車価格設定だったランサーセディアワゴンラ
2011.5.12
- 総評
- レカロシート+GDIターボ
憧れの「純正レカロシート」と「ターボ」が付いて、ワゴンボディなのに250万を切る新車価格設定だったランサーセディアワゴンラリーアートエディションは、私にとって夢のような車に映り、運良く新古車としてあった物を即購入しました。
- 満足している点
- 当時の購入したキッカケでもあるのですが
・実は三菱自動車とラリーアートが初コラボした車だった希少性。
・レカロシートとラリーアートエディション専用の内装
・普通のセディアワゴンの外装ではなく、ラリーアートエディション専用の外装だった事
・ラリーアートの専用サスペンションキットがおごられ、若干車高が純正ダウンしていた事
・ロープレッシャーでありながらも三菱お得意のターボを積んでいた事
・車重が1300kgを切っていた事
・フロントブレーキキャリパーが小さく、冬用スタッドレスタイヤを選ぶ上で15インチが入る事
上記のキッカケのうち、下の2ケは経済的に非常に大きかったです。
アライメントを取った後は、あまりタイヤが減らない感じもありました。
- 不満な点
- ・希少なグレード、希少なGDIターボだっただけに、アフターパーツは少なかったです。
・ブレーキがあまり強くなく、CVT全盛の今の時代、ブレーキパッド交換はしておいた方が良いと思います。
・長時間のアイドリングやノロノロ運転は、このエンジンが嫌うようでした。
・同様にエンジンオイルは3000km交換でも常に真っ黒!! 私は常に部分合成以上を入れてました。
・ボディー剛性は純正でタワーバーが入っているせいかバルクヘッドまでがっちりでしたが、室内の剛性が足らないのか、ねじれや横剛性より、縦剛性の不足を3人以上の乗車時に100km/hくらいで感じられました。
・このGDIターボのガソリンはハイオク指定で、車を購入した時のハイオク単価は、L=105円~115円だったのですが、ジリジリ値段が上がり、ハイオクL=170円代だった時に、断腸の思いでレギュラーを入れ80km程度走った時にエンジンチェックマークが点いて、直ぐディーラーへ持ち込むと、燃料の高圧噴射ノズルが詰まっている症状で、即交換してもらいました。
この車はラリーアートにとって非常に魅力的な初コラボだった事でしょう。
その力の入れようは、ラリーアート側が付けたであろうパーツに魂が篭っているようでした。
ラリーアートの刺繍されたレカロシートやラリーアート製品が、内外にふんだんに盛り込まれた事からも、これからの三菱の新時代が開けるかのようなグレードでした。
ただ三菱側のハード面は、いささか…に感じました。
その代表は未完成感が漂うGDIターボエンジン。
このエンジンは、ススを飛ばす為にもある程度の中回転くらいは必要だったはず。
でもこのエンジン搭載車は三菱の中に何車種かありましたが、全てAT。
それだけに、エンジンがしっくりこない不調感は常にあったような気がします。
でも素晴らしい足回りでした。
私は14万km超えまで走って、次の三菱車に変えましたが、8万キロまでの足の良さは特筆でしょう。
車高もカタログでは2cm下げと書いてありましたが、見た目のリアタイヤがボディに隠れるくらいなのに、底付き感もなく、峠での高速コーナーでもしなやかだったのは、かなり感動でした。
この車種の後、三菱自動車とラリーアートがコラボした車は、コルトだけです。
ラリーアートがこのようになった今、この車の存在感が上がった感じがします。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験