メルセデス・マイバッハ Sクラス のみんなの質問

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ヨーロッパではAT車よりもMT車のほうが人気があるみたいなんですが、その理由は『車両価格が安いから』だそうですが本当にそれが理由なんですか?

ベンツのSクラスなんかでもMTなんでしょうか?

#Sクラス
#Sクラス PHV

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ベストアンサーに選ばれた回答

欧州全てでMTの方が人気があるということではなく、全ての乗用車でMTの方が人気があるということでもないみたいですよ。

欧州でもMTの方が売れているのは、坂道が多い地域で、かつ排気量が比較的小さい車です。ベンツやBMWは比較的排気量が大きい車種が多いのでATの方が売れているようです。

以下の書き込みは「断定されている」ということではないのですが、排気量が小さい車で上り坂をアクセル一定で走行していると、ATの場合シフトアップとシフトダウンを勝手に切り替えてしまうという現象が出やすい。これを嫌がる人が多いので、「坂道が多い地域で、かつ排気量が比較的小さい車」の場合はMTの方が人気があると言われています。

同様にアクセル一定でも変速により勝手に速度が上がってしまう「CVT」も欧州では嫌われる傾向が強いと言われています。
欧州では小型車の普及率が高いので、このような傾向が強いと思われます。

対して米国ですが、この国は比較的平坦な地区が多いうえ昔から排気量が大きい車種が国産車(米国車)に多かった。そのためかなり前からATが主流となっていました。
この点が欧州と米国でのトランスミッションの考え方の違いだと思います。

日本は「変速がどうの」というよりも「クラッチ操作の有無」で選ばれる傾向が強いので、クラッチ操作が不要なATに普及率が高い。この点は米国のような考えの人が多いのでしょう。

その他の回答 (12件)

  • ヨーロッパの人は「個人の移動の自由」と言うのをとても大事にしています。
    同時に「自由=自己責任」ということも、アメリカ人と違って、十分に認識している。

    すると「自ら動かす車」に乗りたいけれど「自動の車」には乗りたくない。
    なのでMT。


    ちなみに、
    一般的なMT6速が120㎞/h2500rpmだとすると、
    メルセデスの9ATの9速は120㎞/hを1500rpmくらいでこなしてしまいます。これとディーゼルエンジンを組み合わせると、同じエンジンでも燃費がリッター5以上も変わる。
    すると、同じ満タンでの航続距離が400キロ位長くなる。
    こうなるともうメルセデスを買う人たちにとっての実用「雨のアウトバーンを200㎞/hで巡行して、片道500キロ先の取引先まで、ちょっと日帰り」という使い方に大きな差が出てくる。
    なので、メルセデスは、多段トルコン仕様のあるモデルにはMTを徐々に廃止していきました。
    ※多段ATが出るまでは、メルセデスのEクラスはタクシー需要も多いことから販売台数の半分以上がMT車。BMWも3シリーズまではMT比率80%超え。
    ジャガーはXJまでMTモデルが存在しました。
    ・・・「航続距離」という非常に大事な車の「実用性」にとって、
    ディーゼル+多段トルコンATの方が、MTより上になったから。


    ※日本人は片道100キロ程度を「長距離」と捉えるような人が多いので、航続距離はあまり気にしない。なので満タン400キロ程度のミニバンが売れる。


    ちなみに私は、フランス製小型MT車を乗り継いでいて、
    この先もフランス製小型MT車に乗り続けるつもりです。

  • https://theicct.org/ より

    EUでの販売では
    メルセデスベンツ BMW アウディは 80% ATです。

    というか EVに MTなんてないですから 強硬にEV化を進めるEUは、
    10年もすると、新車販売におけるMT比率は日本よりも低くなってると思いますよ。

  • 日本と違い、向こうは足車とファミリーユースで使う車を使い分けてる人が多い。
    ファミリーユースだけならヨーロッパでもATの方が多いけど、多いのは圧倒的に足車です。
    イタリアに行った時でも、ローマ市内なんて傷だらけ、凹みまくりの車ばかりです。
    タクシーに乗っだ時でも合流で当たってるのに、お互いチラッと見るだけで、何もなかったかのように運転してましたからね(笑)
    そんな使い方の車が多く、ATだと壊れたら高額修理になるが、MTはATより安価に修理や交換出来るし、そもそもATよりも壊れる可能性が遥かに低いからです。
    なのでMTが好きだからではなく、足車になるべくお金をかけない風習が向こうはMTが多い理由です。

    余談ですが、初めて日本に来た殆どのヨーロッパ人は、日本で走ってる車は市内でもピカピカの車ばっかりで驚くそうですよ(笑)

  • ヨーロッパではAT車よりもMT車のほうが人気があるみたいなんですが、その理由は『車両価格が安いから』だそうですが本当にそれが理由なんですか?
    信号の関係が大きく異なる
    市街地・信号が存在・信号に応じての走行
    郊外・ラウンドアバウト・信号が存在しない・
    大地震などが発生しても・通常どうり走行可能
    上記の関係で・完全停止・確認・などが異なり・MTのほうが有利

  • そうです。15万くらいの差ですが。
    ですが高級車はその殆どがオートマチックです。
    UK

  • 欧州の人で免許を持っている人はほとんどMTの運転ができます。
    例えばフランスでAT限定免許ができたのは2017年です。
    MTが人気、と言うより運転できる人にとってはわざわざ価格の高いATを積極的に選ぶ理由がない、という事だと思います。
    また中古車の人気が高く、新車に乗りたいという人も日本ほど多くありません(国によりますが税金も高いです)。
    駐車の仕方をみても分かる通り、実用品と考えて合理的に判断しているのだと思います。

  • >その理由は『車両価格が安いから』だそうですが本当にそれが理由なんですか
    欧州に限らず海外のマニュアル車の需要が未だに多数の新車車両に続けられているのはその地域の生活習慣が主たる理由でしょう。この日本みたいに挙って2ペダル車両に依存しなくとも、たかがクラッチ操作如きは誰でも分かる機構であるし、極めてイージーで簡単だからマニュアル車で日々の移動をする上では何ら不便は来さない。ヨーロッパは爺さん婆さんがアウトバーンをMT車でかっ飛んでいるのでしょうし。「世界の常識は日本の非常識」と言われる所以でしょう。

    勿論如何に海外や欧州地域でも2ペダル仕様のみのタイプが増えつつあるのは本当のようですしね。
    今から10年前辺りとは異なり、現地のホームページ等を見ると2023年は3ペダル仕様が無いタイプが多くなっているようですし。

  • 価格が安いからというのは事実だと思います。

    ヨーロッパと一括りにしていますが、日本と韓国が全く違う様に、実際にはドイツとフランス、ハンガリーなどでは事情がだいぶ違います。ただ、一つ言えることは、ヨーロッパって、貧乏なんです。イギリスがEUを脱退したのも、簡単に言ってしまえば、他の貧乏国と一緒なのは嫌だからです。

    で、階級制度の残る国では、身の丈にあった車を購入します。借金までして高級車を買ったりしないんです。ブランドより実用品を購入します。新しいものやハイテクには興味がなく、自分が使いやすいものを購入できる範囲で選ぶことが多いのです。

    実際、メルセデスベンツはMTがあるのはCクラスまでで、Eクラス以上はATしかありません。ドイツでは、車は会社で支給してくれるもので、会社で偉くなると、ベンツとかBMWの高級車が会社から支給されます。その多くはATです。しかし、その他多くの人は、VWやオペル、フォード、シュコダといったコンパクト大衆車を選びます。これらは依然としてMTが人気です。生まれてMTしか運転したことがありません。しかも、新車でなく、中古車が大半です。

    日本だと、輸入車って、フル装備ですよね。でも、欧州の多くの国では、パワーウィンドウのような日本では当たり前の装備もオプションです。つまり、かなり安い車両価格から始まって、オプションをつけるたびに価格がどんどん上がっていきます。日本人にとっては面倒臭い作業ですが、合理的に考える人にとっては当たり前です。いらない装備は不要だって考えます。で、トランスミッションもMTだと20万くらい安かったりします。MTになんの抵抗もない人が、わざわざ高いATを選ぶ合理的理由はありません。そうやって、いつまでもMTのままです。といっても、頻繁に買い替えることすらしないわけですが。

    BMW等が採用しているZF製のATはやはり高いんです。ベンツのAT車も高いです。庶民は買えません。でも、最近、日本のアイシン製ATの採用率が上がっています。ボルボとかプジョーとかミニとか。この辺のメーカーのATの信用性が上がれば、欧州でもAT人気になるかも知れません。EVはトランスミッション自体存在しませんし。まぁ、お金持ちしかEVも購入できませんが。EVは会社から支給されるものです。

    イージードライブを求める、すなわち自分で運転する楽しさより乗せてもらう快適性を求める人たちは、欧州でもAT車に乗っています。でもそういう層の人たちの比率は低いんです。故に、走っている車のほとんどがまだMTです。車はMTっていうのがまだまだ色濃く残っているんです。

  • イギリス在住です。
    メルセデスベンツ、アウディ、BMWのような高めの車はだいぶ前からATが主流です。あと、ハイブリッドやEVも当然ATですね。だから台数的には近年はAT車が大幅に増えているのです。でも、それ以外のガソリン・ディーゼル車では、MTよりATの方が価格が若干高めなので、それがMT車が多い主な理由になっていると思います。

    それ以外に巷でよく聞く理由は、ATはMTより燃費効率が悪いという根強い神話。これは昔は確かにそうだったと思いますが、今はATの効率はほとんどMTと互角もしくはそれ以上だとも聞いているので、昔あった話を今でもそのまま鵜呑みにしている人が多いのではないでしょうか。実際にはMTでもめちゃくちゃ非効率的な運転のしかたをしている人も多く、特により高齢の世代だと、一速ですごくふかしている人もけっこういます。

    もう一つマイナーな理由は自分が個人的に思いついたもの。実は息子が免許を取れる年齢になったのですが、イギリス政府の方針では2030年に内燃エンジン車の新車販売が禁止になるし、EV市場も拡大しているから、マニュアルでクラッチの操作に戸惑ってお金と時間をかけるより、先を見越してATの免許をさっさと取ってしまえばとアドバイスしたのですが、実はATで免許を取れる教習所がぜんぜんなくてビックリしました。95%以上はマニュアルで、ATで教えているところは全然予約が取れません。だから皆マニュアルで免許取って、MTの安い中古車を買って乗ると、もうそれに慣れてしまってあとは惰性、という感じなのかなとも考えています。実は自分がそうでした(私はイギリスで免許取得)。

    個人的にはMTの方が好きですが、これから免許を取ったり車を選ぼうという人にMTを薦める理由は特にないんですけど、今後数年間に中古車市場に安価のAT車があまり多く出回らないままだと、MT志向はこれからも続くのではないでしょうか。

  • 海外でもAT限定免許というのは増えていますが、ヨーロッパの一般家庭では自動車は実用品なので快適性に費用を増やしたくないという考えがあるため、裕福な家庭でないとATは選択しないのだと思います。

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