2023年9月
■2023年9月
メルセデス・ベンツ日本は、フラッグシップモデル「Sクラス」のトップパフォーマンスモデル「メルセデスAMG S 63 E パフォーマンスエディション1」を設定して、2023年9月27日から同年10月17日まで30台限定で予約注文の受け付けを実施した。
今回導入された「メルセデスAMG S 63 E パフォーマンスエディション1」は、メルセデスAMG社がパフォーマンスラグジュアリーに仕立てたと謳うモデルだ。ボディカラーは「MANUFAKTUR アルペングレー(ソリッド)」を採用して、随所にブラックアクセントを施している。足元には21インチAMGクロススポークアルミホイール(鍛造)やレッドペイントブレーキキャリパーを装備した。給油口にはAMGロゴ入りフューエルフィラーキャップ(シルバークローム)、Edition1ロゴ入りインドアカーカバーも標準装備して、特別感を演出している。
エクステリアデザインでは、Sクラスで初めて垂直ルーバーとセントラルスターグリルを備えた「AMG専用フロントグリル」を装備。ボンネット中央や先端のマスコットをシルバークローム/ブラックのAMGエンブレムに置き換えた。さらに、大きなサイドエアインレットを備えたジェットウィングデザインのフロントエプロンがフロントビューの特徴となっている。サイドビューには21インチのAMGホイールとAMGのサイドシルパネル、リアエンドにはスクエアタイプの4本出しエグゾーストエンドや縦フィンとディフューザーボードを備えたワイドディフューザーなどを採用した。
インテリアには、AMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー)やAMG ドライブコントロールスイッチ、AMGスポーツペダル、AMGロゴ入りイルミネーテッドステップカバーを特別装備。また、AMG専用ダイヤモンドステッチのシートに加えて、AMGバッジ付き前席バックレストやヘッドレストにエンボス加工されたAMGロゴを備えている。またMBUXは、ハイブリッドモデル専用ディスプレイを装備した。
パワートレーンは、最高出力450kW(612PS)、最大トルク900Nmを発生する4.0リッターV8ツインターボエンジンに、リアアスクルに備えた最高出力140kW(190PS)の交流同期モーターとAMG自社開発の高性能バッテリー(13.1kWh)を組み合わせたプラグインハイブリッド。また。AMGのパフォーマンス志向連続トルク可変配分四輪駆動システムの4MATIC+も備わる。なお、AMGハイパフォーマンスバッテリー(HPB)の開発は、メルセデス AMGペトロナス・F1チームが使用しているF1ハイブリッドレーシングマシンで実証済みの先進テクノロジーを元に進められ、システム最高出力590kW(802PS)、最大システムトルク1430Nm以上を発生し、0-100km/h加速は3.3秒と公表されている。
足回りについては、AMG RIDE CONTROL+エアサスペンションを標準装備。また最大3.0度まで動作し、最大100km/hの速度域では前輪と逆方向に作動するリアアクスルステアリングを採用した。
■2023年11月
ルセデス・ベンツ日本は、フラッグシップモデル「Sクラス」のトップパフォーマンスモデル「メルセデスAMG S 63 E パフォーマンス」を設定して、2023年11月15日に発売した。
今回導入された「メルセデスAMG S 63 E パフォーマンス」は、Sクラスの頂点に位置づけられるモデルだ。同年9月に導入に先駆けて発売された特別仕様車「メルセデスAMG S 63 E パフォーマンスエディション1」のカタログモデルとなる。
パワートレーンは、フロントに最高出力450kW(612PS)、最大トルク900Nmを発生する4.0リッターV8ツインターボエンジン、リアに最高出力140kW(190PS)の交流同期モーターとAMG自社開発の高性能バッテリー(13.1kWh)を組み合わせたプラグインハイブリッドだ。また、メルセデス AMGペトロナス・F1チームが使用しているF1ハイブリッドレーシングマシンで実証済みの先進テクノロジーをフィードバックした駆動システムを採用した。
足回りについては、AMG RIDE CONTROL+エアサスペンションを標準装備。また最大3.0度まで動作し、最大100km/hの速度域では前輪と逆方向に作動するリアアクスルステアリングを採用した。